子どもに必要な一日の摂取カロリーはどのくらい? 意外な数字にびっくり!

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子どもが一日に必要とするカロリーは、どのくらいなのでしょう?

自分の必須カロリー量を知っている大人は少なくありませんが、子どもの話となると知らない場合も多いかも知れません(私もその一人)。

ということで今回は、子どもに必要な一日のカロリーについて、調べてみました。



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子どもの必須カロリーの考え方 〜大人との違い

大人と同じように子どもの場合も、活動のレベルによって必要なカロリー量は変わってきます。
日常的に走り回っているお子さんと、静かに集中して絵を描いているお子さんとで必要量が違ってくるのは、当然ですね。

しかし、子どもの場合は大人と違って、成長するためのエネルギーも必要とします。

成長期には年に3cm、5cmと大きくなる場合もありますから、相当なエネルギーを使っているはずですよね。

長期である小児(1~17 歳)では、身体活動に必要なエネルギーに加えて、組織合成に要するエネルギーと組織増加分のエネルギー(エネルギー蓄積量)を余分に摂取する必要がある。

出典:「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会報告書

子どもの必須カロリー量を考える時には、この「活動の状態」と「成長」という二つの要因があることを念頭に置かなければならないようです。

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活動レベルについて

厚労省のガイドラインとも言える、『日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会報告書』によれば、活動量の目安は次のように記載されています。

生活活動強度が低い

生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合

報告書の記載は大人のケースを念頭においているようですが、勉強や読書が好きなお子さん、あるいはさきほどの、絵を描くとか折り紙とか、そういう手作業が好きなお子さんは、ここに当てはまるのかも知れません。

生活活動強度がふつう

移動や立位の多い仕事への従事者、あるいは、スポーツ等余暇における活発な運動習慣を持っている場合

学校が終わった後、積極的に友達と外で遊んでいるような子をイメージすればよいでしょうか?

生活活動強度が高い

1日のうち1時間程度は激しいトレーニングや木材の運搬、農繁期の農耕作業などのような強い作業に従事している場合。

課外に水泳や野球、サッカーなどのスポーツを毎日しているようなお子さんは、ここに入りそうですね。

子どものエネルギー所要量

上のような活動強度ごとに提示されている、年齢・男女別の必須エネルギー量は次のようなものです。

単位はいずれも kcal/日 となります。
「-」は、数値が提示されていない個所になります。

男児の推定エネルギー必要量

年齢 低い ふつう 高い
3〜5 1300
6〜7 1350 1550 1750
8〜9 1600 1850 2100
10〜11 1950 2250 2500
12〜14 2300 2600 2900

女児の推定エネルギー必要量

年齢 低い ふつう 高い
3〜5 1250
6〜7 1250 1450 1650
8〜9 1500 1700 1900
10〜11 1850 2100 2350
12〜14 2150 2400 2700

成長には大きなエネルギーが必要

子どもの生活を考えると、一般的には通学時の歩行と体育の授業、あと掃除がありますよね。
学校教育の場合は「ふつう」に合わせた指導要領になっているのかな、と思うわけですが、さきほどの身体活動強度の記載を読むと、「低い」ようにも感じられます。

ただし、子どもはじっとしていても成長にエネルギーを使う。これもさきほどふれました。
この成長のエネルギー分を含めて、学校生活は「ふつう」に保たれいている、ということなのかも知れません(個人的な推測です)。

さて、上の表には15歳以上の必要なカロリーの目安も掲載されています。
大人の場合と比較してみましょう。

大人の場合 〜男性の推定エネルギー必要量

こちらは男性の場合。
さきほどの表は14歳まででしたので、15歳以上から掲載してみます。

年齢 低い ふつう 高い
15〜17 2500 2850 3150
18〜29 2300 2650 3050
30〜49 2300 2650 3050
50〜69 2100 2450 2800
70以上 1850 2200 2500

大人の場合 〜女性の推定エネルギー必要量

こちらは同じく女性のケース。

年齢 低い ふつう 高い
15〜17 2050 2300 2550
18〜29 1650 1950 2200
30〜49 1750 2000 2300
50〜69 1650 1900 2200
70以上 1500 1750 2000

大人より多くのエネルギーが必要なケースも

子どもは身体が小さい分、必要なカロリーもダントツに少ないのかな、と単純に思っていたのですが、表を比較すると必ずしもそうではないということがうかがえます。

例えば活発に活動している10歳くらいの男の子の場合、必須カロリーは2500kcal。これは18から29歳の、大部分を座って過ごす男性が必要とする2300kcalよりも、200kcalも多い数字。
ミスタードーナツで言えば、エンゼルフレンチ一個が201kcalです。似たようなのが二種類ありますが、チョコがついてるほうですね。

女の子で、やはり10歳くらいのケースでは、静かに過ごしている子でも1850kcal。
これは、同じく座位中心の18から29歳の女性の1650kcalより、やはり200kcal多い。
エンゼルフレンチ一個分、子どもは食べてもいい、ってことになりそう。

子どもに必要な摂取カロリー量を調べてみた感想

こうしてみてくると大人と子どもの必要なカロリー量は、必ずしも「大人 > 子ども」とは言えないようです。

「大人は子どもよりも断然身体が大きいのだから、たくさん食べて当然」というイメージをもっていると、どんどん太ってしまいそうです。

逆に子どもの場合は身体が小さいから、カロリーもずっと少なくていい、というイメージもちょっとズレていた。

ご存知の方も多いのでしょうが、やはり調べてみるものですね。
勉強になりました。

とはいえ、これはあくまで目安に過ぎません。お子さんそれぞれの個性もある。
食の細い子もいると思いますが、あまり数字にとらわれ過ぎず、お子さんの様子をよく見て判断することも大切だと、経験的にですが、思います。

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