『あさイチ』の“朝ドラ受け”はいつから? 始めた理由がイノッチの優しさに満ちている!

NHKの朝ドラ、みなさんご覧になってますか?

ご覧になっている方は、すぐ後に始まる情報番組『あさイチ』の冒頭に “朝ドラ受け” があることをご存知でしょう。司会のイノッチこと井ノ原快彦さんと有働由美子アナたちが、見終えたばかりの朝ドラの感想をモゴモゴやる、アレです。
意外に楽しいですよね。

今回はこの『あさイチ』の朝ドラ受け
1.いったいいつから始まったのか?
2.始まった理由は何なのか?
などについて書いてみます。

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「朝ドラ受け」とは何か?

すでに上でも書いていますが、「朝ドラ受け」というのはNHKの朝の情報番組『あさイチ』の放送冒頭で行われる朝ドラの感想共有
多くの場合、レギュラーの井ノ原快彦さん、有働由美子 アナウンサー、柳澤秀夫解説委員らによって行われます。(時折ゲストが巻き込まれることも。)

正規のコーナーではありません。直前に放送されている朝ドラを、このお三方もスタジオ内のモニターで見ているのでしょう、ドラマの余韻そのままに、気になった点、今後の展開予測や、こうなったらいいなという希望など、三者三様の感想を口にします。

そこで語られる言葉は、テレビの前で朝ドラを見ていた我々とまったく同じライブなものなので、朝ドラの余韻を共有することができます。
感動したらそれを共有したくなるのが人の性なのか、この「朝ドラ受け」を楽しみにしている人は、かなり数いるようです。

というのはこの「朝ドラ受け」、正規のコーナーではないので、やらない日もあるのです。

『あさイチ』のレギュラー放送時間帯は午前8時15分~9時54分なのですが、国会中継などでしばしば短縮されます。そんな時は間に挿入される9時のニュースのタイミングあたりで放送終了。時間進行がかなりタイトになるのでしょう、まったりと朝ドラ受けをやっている場合じゃない。
でもそんな時はたいてい、「朝ドラ受け」をやらないでごめんなさい的なひと言が、有働さんあたりからあるのです。放送側としても「朝ドラ受け」がかなり支持されていることを理解していることが伺われます。

「朝ドラ受け」が始まったのはいつから?

この好評プチコーナー、いつから始まったのでしょうか?

私自身がはっきり認識したのは『あまちゃん』あたりでしょうか。

『あまちゃん』は2013年上半期の朝ドラで、ヒロインを演じた能年玲奈(当時)さんの天真爛漫な演技が光りました。
宮藤官九郎さんの精緻な脚本がそれぞれのキャラクターを際立たせ、突っ込みどころ満載。ついつい感想を誰かに話したくなる名作でした。
単に明るいだけではなく、正面から東日本大震災をストーリーに組み入れた初めてのメジャードラマだったのではないでしょうか。その意味でも国民的な支持を得たように記憶しています。

ですが、司会のイノッチは「朝ドラ受け」の始まりについて、こんな風に言ったことがあります。

『あまちゃん』で注目されたみたいだけど、かなり前からやっていたんだよね。
出典:『あさイチ』の「朝ドラ受け」誕生の経緯を井ノ原快彦が解説│NEWSポストセブン

なるほど、、、私は朝ドラをいつも見ているわけではありませんが、『ゲゲゲの女房』あたりでも確かに、ときおり「受け」ていたような気が、しないでもない。

『ゲゲゲの女房』は2010年上期の放送。一方『あさイチ』の放送開始も2010年3月29日から。
確認したところこの時、朝ドラの放送開始時間が8:15から、現在の8時へと繰り上がっています。
鉄板の放送スケジュールにNHKが鉈を振るったんですね。

そして『生活ほっとモーニング』の後を継ぎ、NHKの中ではくだけた調子で知られる有働アナが朝の顔として登場。そのキャラクター通りの軽妙なトークが、朝ドラ終了後のお茶の間に届けられるようになりました。

私の記憶が確実かどうかはわかりませんが、現在の「朝ドラ受け」につながる片鱗は、この『朝イチ』の放送開始直後からあったのかも知れません。

とはいえ、「朝ドラ受け」という名前がついて定着したのは、やはり「受け」の素材に事欠かない『あまちゃん』から、のような気がします。何か話したくなることが毎回のようにある面白さでしたから(笑)。

もしこれが最初の「朝ドラ受け」だという情報をお持ちでしたら、コメント欄で教えてくださると嬉しいです。

「朝ドラ受け」が始まった理由

さて、見てきたとおり、「朝ドラ受け」が始まった理由は自然発生的なものだ、と私は思っていました。

「あさイチ」は基本が生放送で、司会陣には直前の朝ドラの余韻がある。有働アナのくだけたキャラは、ドラマの余韻を取り繕ってスンとするより、そのまま出してしまったほうが “らしい”。
で、お固いNHKらしからぬそのズルズルした感じがお茶の間との距離を縮める結果となり、視聴者に支持されて定着。こんな流れかな、と。

ところが「朝ドラ受け」が始まったのには、もっとちゃんとした理由があるらしいのです。
それについて、イノッチが言及している。

ひとり暮らしのおばあちゃんが朝ドラを見て、感想を言い合えないと寂しいじゃないですか。せめて、テレビに話しかけてくれたらと思ったのがきっかけ。これって、民放じゃ絶対できないでしょ。CMが入らない、NHKの生放送だからこそできることなんだよね
出典:『あさイチ』の「朝ドラ受け」誕生の経緯を井ノ原快彦が解説│NEWSポストセブン

素晴らしいですね。

もとよりこちらのイノッチこと井ノ原さん、なかなか男前だと評判です。
ルックスもさることながら、配慮に満ちた司会っぷり。アイドルの枠を超えています。

女性向けの情報番組ということで、結婚がテーマになることも多い『朝イチ』。そんなとき、独り者の有働さんをネタにして笑いをとる、みたいな流れがついついできてしまうわけですが、それにイノッチが一石を投じたことがあります。

この時は有働さんも目を潤ませたとか・・・。

本筋から少し脱線しましたが、一人暮らしの年配の方は増える一方。
ひとりきりの状況で朝ドラを見ている人たちにとって、他の人の感想を聞けるのは貴重な機会。しかもライブ感満載で視聴後の余韻を共有できるのは、とてもいいことなのでしょう。

朝ドラ受けは中断されたこともある

そんな好評の「朝ドラ受け」、朝ドラを録画で見ている人たちのなかには、予約の時間を数分のばしてこの「受け」まで録画している人たちもいるとか。

でも他方では、違和感や不快感をもつ人もいるようです。
芸能界では重鎮・タモリさんが苦言を呈したことが有名。

井ノ原に対して、タモリは「イノッチ、あさイチの番組の冒頭で、前の朝ドラの感想を言うのはムカつくのでやめていただきたいと思います」と注意した。
出典:タモリが「あさイチ」V6井ノ原快彦と有働由美子アナに辛口意見 – ライブドアニュース

本意はわかりませんが、冗談にチクリと本音を混ぜるのがタモリさん流でもありますから、嘘ではないのかな、と思います。確かに朝ドラを見ていない人たちにとって「朝ドラ受け」は疎外感を感じさせるものかも知れないし、番宣めいているように感じられる場合もありそうです。

時期はこれとかぶるのかどうか確認できていませんが、確かに一時、「朝ドラ受け」をやめようとしていたように感じたときもありました。妙に定番化・マンネリ化するのを避けようとしたのか、それともズルズルした雰囲気がよくないと思ったのか、それはわかりません。
ですが結局、今も「朝ドラ受け」は支持され、続いています。



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おわりに

ちなみにタモリさんの苦言を呈されたイノッチはと言うと、

井ノ原は「関係ねーよ!大丈夫だよ」と軽いノリでタモリのコメントを一蹴すると、有働アナは「うぉー!凄い」と驚きのリアクションを見せた。

その直後、有働アナは「大丈夫?この世界で生きていくのに?」と不安げに井ノ原に訊ねると、井ノ原はさらに軽いノリで「全然、だいじょ~ぉぶ」と両手でサムアップして笑いを誘っていた。
出典:タモリの「朝ドラ感想を言うのムカつく」発言を井ノ原快彦が一蹴 – ライブドアニュース

だそうです。

私としては、思わず「受け」てしまうような内容の、面白い朝ドラを放送してくれるといいなと思います。多くの人が見て、自然な流れで「受け」が生まれるなら、違和感も少なくなるでしょう。

私クエリとネットのみなさんの“朝ドラ受け”もご覧ください!
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