見当たり捜査員・森本等(大阪府警)の神秘の方法・ミアタリとプロフ〜NHK『ノーナレ』

大阪府警凄い捜査員がいる、と話題になっています。

名前は森本等さん。
見当たり捜査の神”と呼ばれる名警部です。

2017年3月で定年なさったという情報がありましたので、すでに現役ではない可能性が濃いのですが、だとするとなおのことレジェンドとして語り継がれるのでは、という気がします。

今回はこの森本等さんのプロフィールや、見当たり捜査(ミアタリ)とは何か?その捜査実績や、常人からすると神秘的とすら思える方法、それと今後の課題について情報を集めました。

森本さんはメディアでもしばしばとりあげられてきましたが、折よくテレビのドキュメンタリーでスポットがあたるそうなので、その番組名放送時間も最後に添えています。

森本等さんや、森本さんが磨いて来たミアタリについて、興味のある方にご覧いただければと思います。

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見当たり捜査とは? そのシンプルすぎる手法

森本さんを語るには、まずお得意の“見当たり捜査”について理解する必要があります。

見当たり捜査とは、容疑者の顔を憶えた上で繁華街などを歩き、雑踏の中で手配犯を見つける捜査手法です。

「何それ? ふつうじゃん」

と思います?

「警察の人って日々そういう風に巡回しているんじゃないの?」

いやいや、そういう時もあるかも知れませんが、基本的にはもっと系統立てて捜査をしているはずです。
手がかりをたよりに、さまざまな条件を絞り込んで、その上で犯人を探したほうが効率的、ですからね。
最近はDNAとか画像解析とか、いろいろな科学的な手法もありますし。

それに対してこの「見当たり捜査」は、いわば「いきあたりばったり」的にも見えます。

そんなやり方で、いったい成果が上がるの?
偶然にたよりすぎじゃない?

と、今度は逆に心配になってきませんか?

ところが、こんな素人の懸念をよそに、この見当たり捜査、かかりの成果を上げているのです。

年間100人!見当たり捜査の凄い実績

見当たり捜査は大阪府警が初めて組織的に採用した捜査手法。
1978年のことでした。
以来、4000人の手配犯を逮捕してきた実績があるのです。

これは年間で平均100人くらいにあたりますから、凄い成果。

今では大阪以外でも、兵庫や京都、福岡、北海道など、都市部を中心に13の都道府県警に導入されているそうです。

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見当たり捜査員・森本等さんのプロフィール

とはいえこの見当たり捜査、先ほども書いた通り方法はきわめてシンプルかつ地道なもの。
犯人を憶え、出会うまで歩く。
これだけです。

そもそも普通であれば、探している人がいたとしても雑踏の中では、それが知り合いだとしても見逃すこともあります。
それを見ず知らずの、しかも写真しか見たことが無い犯人を探す?

時には何年も前の手配写真しかないこともあるでしょう。
犯人だって捕まりたくはないですから、マスクをしたりメガネをかけたり、ということもあるはずです。

見当たり捜査が、いかに捜査員のスキルにかかっているかが想像できます。

そんななか、森本さんの逮捕実績は300人以上!

すごいです。
まさに見当たりの神と呼ぶに相応しい超絶スキルの持ち主、ということになりますね。

見当たり捜査員・森本等さんとはどんな方なのでしょうか?

2017年で定年になったということから、1957年頃にお生まれになったことは推測できます。
所属は大阪府警の刑事部捜査共助課。

残念ですが、これ以上は情報を見つけきれませんでした。

幼い頃に大阪の土居の商店街で迷子になったことがある、という情報がありましたので、この付近で育った可能性があります。
守居神社というお社の近くで、この時はお母さんと買い物に行ってはぐれてしまい、お母さんを必死に探したとか。これが“見当たりの神”誕生の布石になったのかも知れませんね。

「動かす」に切り替えると操作できます。

ミアタリの神秘〜身体が反応する

見当たり捜査のアナログかつシンプルな方法についてはすでに先ほど書きましたが、さらに具体的に知るとけっこう神秘的なものです。

人ごみの中、それも一瞬で顔を見分けるのですから、常人にできる技ではありませんよね。

森本さんは指名手配犯などの写真を、常に500人以上記憶しているそうです。
年齢や体型の変化、髪型や変装・整形などの可能性もあるわけですが、森本さんの目はごまかせない。

というのも、森本さんがフォーカスしているのは目。
どんなに変装しようと、歳をとろうと、目だけは変わらないそうです。

「いや、歳をとると目尻もたれてくるし、変わるでしょ?」

って思いますが、森本さんはもっと違うところを見ている。
例えば白目と黒目の比率。瞳と瞳の感覚。

なるほど、こういうところは変わりにくいのかも知れない。
髪型や整形、マスクをしていてもわかるかも。
サングラスをしていたら、それはそれでマークできそうです。

すごい・・・

森本さんの方法の特異さはこれに留まりません。
というのも森本さん、犯人の写真を頭に刻み付ける際、写真に話しかけるのだそうです。

その人物の生い立ちや、犯行時のことを想像しながら日々話しかける。
そうやっているうちに犯人と「知り合い」になれる。
そこまで落とし込んだ犯人だと、目の前に表れたとき、身体が感応する。

心臓の鼓動がドンとなる。

例えば普段私たちが街を歩いている時、知り合いの顔をいちいち脳裏に思い描いたりはしないですよね。
ところが、いざ知り合いに出会うと、その人が群衆から浮かび上がり、瞬時に気づくことになります。
森本さんの捜査は、まさにこの直感的に「見当たった!」という感覚に直結しているのです。

でも私たちは、たとえ知り合いであっても見過ごすことがありますよね。
森本さんは私たち以上に犯人の顔を身体に刻み付けている、ということなんでしょうね。

アナログすぎる手法の課題

森本さんの能力には驚くばかりですが、この見当たり捜査、課題もあります。
森本さんの記憶法を拝見しても、この捜査の多くが捜査員の努力と執念に負っていると感じます。

群衆から犯人の目元を浮かび上がらせ、身体で反応できるスキルを得るためには、どれほどの努力が必要なことか。

森本さんを引き継ぐ若手の見当たり捜査員の育成は、常に課題だと言えそうです。

見当たり捜査員・森本等さんがとりあげられるテレビ番組の放送予定

森本等さんの見当たり捜査がとりあげられるのは、2017年6月23日(金)22時50分から22時55分まで
NHK総合で放送されている、ナレーションが一切なしのドキュメンタリー番組『ノーナレ』をチェックしてください。



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見当たり捜査と森本等氏まとめ

以上、大阪府警の見当たり捜査員・森本等さんに関する情報でした。

今の時代にこんなアナログな捜査方法があり、しかも驚くべき成果を上げているということを知り、驚きました。
人間の潜在力の凄さにも感心しましたし、それを仕事に活かしているミアタリの方々にも尊敬の念を禁じ得ません。

もしかしたらそのうち、似たようなことが画像解析などで可能になるのでしょうか?
それはそれでいいことなのでしょうけれども、少し寂しい感じもしないでもない・・・のはなぜなんだろう?

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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