“グッドルッキング”稲田朋美防衛相が名指した国防大臣は誰?フランス、オーストラリア


東京都議選の応援演説でオウンゴールを決めた稲田朋美防衛相、実は海外でもやらかしていました。

6月3日、稲田氏はアジア安全保障会議シャングリラ・ダイアローグ)において演説、同席していたオーストラリアとフランスの国防担当大臣を巻き込んで、私たちはグッドルッキングだ、とニッコリ。

内外から批判の声が出ています。

今回は

  • この演説の動画を確認し、
  • 発言のどこが問題なのか、
  • 同席していた国防担当の大臣二人の画像

などの情報を集めました。

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稲田朋美防衛相はグッドルッキング?

問題の会議が行われたのは2017年6月3日、場所はシンガポールです。
まずはその時の動画を。youtubeからの引用です。



問題の発言は1:20頃から。
私たちは同じ性別、同じ世代、そして最も大事な点として・・・私たちはみなグッドルッキング(容姿が良い)・笑

と、こんな感じでのたまっている。

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もちろん場の雰囲気を和ませるためのジョークのつもりだったのでしょう。会場からは笑いが洩れ、それを受けて稲田大臣もニッコリしています。
ですが、これが世界中で通じると思っていることが大臣として、政治家として痛い。
会場には眉をひそめた人々も大勢いたのではないでしょうか。

グッドルッキングの問題点

そもそも“グッドルッキング”は仕事と関係ありません。
特にこのアジア安全保障会議は、中国の勢力拡大という喫緊の課題に対処しようという場。さらにアジアでは北朝鮮の問題も緊迫度を増しています。
そういう状況のなか、国防を預かる人々が集まって放つジョークとして適切なものなのか、という点で違和感を感じます。

一方、例えばこれを、男性の政治家がやったらどうなんだろう、とも思います。小泉さんとか、麻生さんとか。実際に言いはしないと思いますが、イメージしてみると今回の稲田大臣の場合とは微妙にニュアンスが違う感じを受けそうです。
というのは、やはり稲田大臣の場合は女性であることが大きいと感じざるを得ません。

ニッコり笑って肩を軽くすくめる様子など、まさに“ぶりっ子”ぽい。

日本は、世界経済フォーラム(ダボス会議)がまとめた男女格差指数で、2016年は144カ国中111位だった。男女の賃金格差や管理職比率の低さなどが指摘されている。稲田大臣のように、自ら「かわい子ぶる」ことで、男性社会に受け入れられるのが実態なのか。
出典:稲田朋美防衛相「私たちは容姿が美しい」スピーチは笑えない | Ryan Takeshita

日本でも、こんなジョークが通用するのは、セクハラおじさんが跋扈するような一部の場に限られると思います。ドン引きされるケースも多いでしょう。

また引きですみませんが、海外の受け止め方の例。

朝日新聞の報道によると、フランスのルモンド紙の女性記者は「大臣の容姿の善しあしなんて誰も気にしていない。女性である大臣自身が、女性差別的な発言をしたのに驚いた」と述べたとのことです。
出典:稲田大臣「グッドルッキング」発言がバッドな理由 – 勝部元気|WEBRONZA – 朝日新聞社の言論サイト

エッセイストでタレントの小島慶子さんも、この稲田氏のジョークについて言及。
他の大臣たちの身体を、公の場で評価している。
性別・年齢・容姿を共通点にあげるのは、ほかに通じるものがない、と言っているのと同じ。
と、手厳しく批判しています。
参考:小島慶子「稲田大臣の『グッドルッキング』発言に世界は失笑」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

確かにね。意見が同じ・志が同じ、などならまだしも、出身地が同じ・学年が同じ、となるとやや薄くなります。これが性別が同じ・見た目が同じ、などとなれば、さらに薄まる気がします。

容姿で悩んでいる人がいるかも知れない、という配慮も欠けていると思いますね。

問題の大臣はどんな人

稲田大臣に突如容姿を値踏みされた格好になった二人の国防担当とはどんな方なんでしょうか?

シルヴィー・グラール氏

フランスの国防担当として会議に出席していたのはシルヴィー・グラール(Sylvie Goulard)氏。
1964年12月6日、マルセイユ生まれ。
2017年5月に、マクロン政権下の国防・軍事大臣として入閣しています。フランスでは、史上2人目の女性の国防担当。
ただし、この会議のすぐ後の6月20日に辞任してしまいました。欧州議会の公金を不正に流用したのではないか、という疑いが持ち上がったそうです。


マリース・ペイン氏

一方、オーストラリアの国防担当として出席していたのはマリース・ペイン氏。
詳しいプロフィールは調べきれませんでしたが、オーストラリアでは女性初の国防担当とのことです。


おわりに

何かと話題の多い稲田朋美防衛相。
国際的にもやらかしていたとは油断していました。

このニュースがとりわけがっかりなのは、稲田氏が安倍政権のなかでもこんなノリでやっているのかな、と感じさせられてしまう点です。
ブリッこ朋ちゃん、さすがに内閣改造を機に任を解かれるのでは、という観測もあります。まさかの続投もあるのかな・・・?



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