ガルガル期? 義母が嫌なのは産後いつまで続く?対処方法と語源・意味

赤ちゃんを他の人が抱っこすると、無性に嫌悪感が起こる。
逆に、とられたような寂しさを感じて胸が苦しくなる。

そして、
「どうしてこんな気持ちになるんだろう?」
「可愛がってくれているだけなのに」
と思い直して自己嫌悪

こんな心の揺れに悩んでいるとしたら、それは
産後の「ガルガル期」かも知れません。

今回は産後のお母さんを悩ませるこのガルガル期について書いて行きます。

  • 典型的な症状、
  • ガルガル期という名称の由来
  • 原因
  • 対処の方法
  • いつまで続くのか

などの情報を集めました。
できればご夫婦で確認し、上手にのりきるのに役立ててくださればと思います。

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ガルガル期って何?どんな症状が出るの?

典型的なガルガル期の症状は、義理の両親に対するもの。
義父も義母も、生まれたばかりの赤ちゃんが可愛くて、先を争って抱っこしようとします。

そんな様子を見ている新米ママ、表面は笑っているけれど、胸の奥にそれまで感じたことのないような激しい怒りがこみあげる。

「私の赤ちゃんをとらないで!」
「勝手にさわらないで!」

まるで外敵から赤子を守る野生動物さながらに、攻撃的な感情が起きるのです。

多くの場合、赤ちゃんを抱っこするのが夫であったり、実父・実母なら大丈夫。
でも夫側の親族をはじめ、血縁がない人が赤ちゃんにふれようとすると、体毛が逆立ちそうになります(比喩です)。

そうかと思えば、赤ちゃんの誕生を喜び、可愛がってくれようとしている義父・義母に対して申し訳ない気持ちになり、激しく落ち込んだりします。
この感情の不安定な浮き沈みも、ガルガル期の特徴です。

ガルガル期の語源、意味、由来

というわけですでにおわかりと思いますが、ガルガル期という名前は動物の威嚇する様子に由来しています。
医学的に確立された病名ではなく、ネットで広まったスラング。

お産のあとにありがちな攻撃性や気分の不安定さを表現したものが受け入れられ、自然に広まった言い方だと考えられます。

ガルガル期の原因

とはいえ、ガルガル期にまったく根拠がないかと言えば、そうとも言い切れないようです。
というのもこの攻撃性や不安定さには、生物としての本能やホルモンバランスの乱れが関係しているのでは、と見る向きがあるからです。

生物の本能として

新米お母さんは、生まれたばかりでまだかよわい赤ちゃんを守らなければなりません。
一方で自分自身も疲弊していて、余裕がない状態におかれている。

そんな時、夫以外の存在が目に入ると、急激に警戒心が高まるのかも知れません。
ちょっとしたことでイライラしたり、攻撃的になったりといった心の動きは、こういう見方をすると理解しやすいですよね。

ホルモンバランスの急激な変化

もう一つは、生理的な変化です。

妊娠すると、赤ちゃんを成長させるため、女性の身体は大きく変化します。
その時はたらくのが黄体ホルモンのプロゲステロンや女性ホルモンのエストロゲン。これらの働きがあるから、子宮の状態が赤ちゃんに合ったものになり、乳腺が発達したりします。

ところが出産後はこれらのホルモンの分泌が一気に減少。
ホルモンバランスの大変動を受け、心身に影響が表れる、と考えられています。

イライラには、自分の意志とは別の背景もあるわけです。
お母さん本人も、新米お父さんをはじめ、周囲も、きちんと認識して対処したいところです。

 

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ガルガル期の対処法〜乗り越えるためのポイント

自分でもわけがわからないままイライラし、他人に攻撃的になってしまうガルガル期。
そんな自分に傷つき、自己嫌悪に陥らないよう、まずは「こういう時期があるのだ」ということを、しっかり認識しましょう。

意志を伝えるときのポイント

その上で、義母・義父が赤ちゃんに会いにくるのが嫌だなと感じたら、我慢せずにその意志を伝えてよいと思います。
ただしこの時、特に注意したいのは「言い方」。
義母なり義父なり、他の人であれ、関係がずっと続く人たちであればなおのこと。配慮をもって伝えてください。
直接的な理由を言わずとも、ご自分の体調を理由にするなど、相手の気分を害さないよう工夫することはできるでしょう。

自分がガルガル期にあるのだということがわかれば、イライラやカッとしたその感情に任せ、激しい言葉を放ってしまうことも防げるかと思います。間に旦那さんを挟んで伝えてもらうのもよいでしょう。

とりかえしのつかないことを言わない

ガルガル時期で特に注意しなければならないのは、この、いわば普通ではない状態の時に放ったひと言や態度が、後々の人間関係に大きくひびいてしまうこと。
激しい言葉やあからさまな拒絶を浴びれば、相手はどうしてもショックを受けますよね。それは以後も長く記憶に残り、あなたへの不信感につながってしまう。そんな「とりかえしのつかない言葉」が出やすいのが、ガルガル期なのです。

義母の悪口を夫に言うと・・・

よくないパターンとしては、夫に義母の悪口を言ってしまうケース。
自分の母親を悪く言われて「ふんふん、そうだね」と同意してくれるご主人は稀でしょう。言い合いに発展しやすいです。
さらにその言い合いの中で、離婚などという言葉を思わず口にしてしまうと、たとえその時は収まったとしても、後々に尾をひきかねません。

夫の理解を得ておくメリット

ガルガル期であっても、夫は赤ちゃんに近づいても大丈夫な場合が多いですが、このような経緯で夫との関係が悪化することがあります。
人によっては赤ちゃんのこととは別に「夫がキモい」「自分に触れてくるのが嫌だ」と感じる人もあり、この時の齟齬が元になって、以前のような関係が壊れてしまった、というケースもあります。

いずれにしても、ガルガル期と言われるような特殊な時期があることを、ご主人に理解しておいてもらえると、ずいぶん違います。出産前から、それとなく伝えておけると、なおよいでしょう。

新米お父さんにお願いしたいこと

この項は特に、新たにお父さんになった男性、あるいはこれからなろうとしている男性に向けています。

一時的なことだと認識する

ご主人の立場に立つと、この時期の奥さんの豹変ぶりに、かなり戸惑うかも知れません。
優しかった奥さんが、ちょっとしたことでイラついたり、以前なら考えられなかったような激しい言葉を浴びせてくる。
びっくりしますし、不信感が芽生えてしまうかも知れません。
ですが奥さんの変化には、ここに書いて来たような理由があることを、まずわかって欲しいと思います。

清潔に保つ

奥さんが神経質になるポイントを知っておくことも、関係を穏やかに保つ上で役に立ちます。

あなたが不潔であったり、風邪をひいていたりすると、赤ちゃんへの影響を恐れる奥さんはピリピリきます。

オムツ替えで救われる奥さんの負担

それからオムツ替え。特にうんちの場合はどうしてもばい菌が心配ですから、奥さんの心理的な負担も大きくなります。おむつ替えをしたその手でお乳をあげなければならない、と考えてみてください。どれだけ手を洗っても、心配になってしまうでしょう。
あなたがオムツ替えをすれば、この点の負担を大きく減らすことができます。
もちろんオムツ替えをした後は、しっかり清潔にしてから赤ちゃんに近づいてくださいね。

赤ちゃんをお風呂に入れることの効果

お風呂に入れる役目をお父さんが果たしているご家庭は多いですね。これはオススメです。
というのもお風呂入れは体力が必要ないわば重労働。この役割をご主人が果たすことで、奥さんは体力的にかなり助かります。
それだけでなく奥さんはこの時、一人の時間をもつことができる。この効果は大きい。
赤ちゃんといるとき、奥さんは精神的に常に緊張した状態にあります。あなたが赤ちゃんをお風呂に入れている間は、リラックスして自分を取り戻す余裕をもてるのです。

ガルガル期において夫は、赤ちゃんに近づくことを許されるほぼ唯一の存在。
そのことを意識して、奥さんのストレスを軽減するよう振る舞えば、イライラが高じることも防げるでしょう。

ガルガル期はいつからいつまで?

ガルガル期はいつ頃まで続くのでしょう?
個人差はありますが、生後六ヶ月から一年後くらいまでがひとつの目安になります。

根拠はガルガル期の「原因」にあります。
というのは、この頃までにはお母さんのホルモンバランスが落ち着いて、気分の浮き沈みが解消されてくることが多い。

また、赤ちゃんの成長も大きな要因です。
生まれたばかりと違って、このくらいになると赤ちゃんは、お母さんと他の人を区別することができるようになりますね。
その点でお母さんの「赤ちゃんをとられるのではないか」という心配も、当初より後退していきます。

それに、赤ちゃん自身が自力で動けるようになりますから、外から遮断して守るにも限界が出てきます。
言い方が抽象的ですみませんが、母と子の二人きりの閉じた世界を守るのではなく、外側の世界を受け入れる方向へ切り替える必要が、お母さんにも出てくるわけですね。

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おわりに

以上、産後のお母さんの心を不安定にするガルガル期について書いてきました。

ガルガル期は、
・お産の後、自分の赤ちゃんに近づく他者を排除したいと感じたり、そのことに気づいて落ち込んだりする時期を指す。
・赤ちゃんを守ろうとする本能とホルモンバランスの変動によって起きると見なされている。
・ガルガル期という言い方は、動物の母親が我が子を守ろうと威嚇するのに由来。
・人間関係を決定的に壊してしまわないよう、配慮することが重要。
・夫の理解と支援があると乗り越えやすい。
・ガルガル期は、多くの場合生後半年から一年くらいでおさまってくる。

この記事をご覧になっているかたは女性が多いかも知れませんが、男性にもこのガルガル期をせひ理解して、一緒に乗り切っていただきたいと思います。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。
 
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