赤ポテチ、と聞いて耳が大きくなった人、ようこそ(笑)
ポテチ好きにとっては聞き逃せない名前ですよね。
赤いポテトチップス。
見てみたいし、食べてみたい。
実際、予約を募ったところ人気を見せつける結果になったとか。
というわけで今回はこの赤ポテチについて、
- まだ買えるのか?
- 買えるならいつから?
といった入手方法に関することと、
赤ポテチの
- 値段
- 容量
- カロリー
- 使用しているジャガイモの種類
- 製造元の菊水堂さん
- 誕生秘話
などについて書いています。
赤ポテチが気になる方の参考になれば幸いです。
赤ポテチ、製造前に売り切れ!
赤ポテチの人気っぷりは、次の事実に表れています。
販売元の会社が、まだ赤ポテチの現物を製造すらしていない5月31日、自社サイトで予約販売を開始しました。
すると約6時間ほどで、全て売り切れてしまったそうです。
つまり製造前に在庫が無くなってしまった・・・てヘンな言い方ですが、そういうことですよね。
予定していた製造数は三千袋分。
3000/6ですから一時間に500袋。
一分当たり8袋強売れた計算になります。
確かにポテチファンにとっては、大好きなポテチが「赤い」だけでも興味を惹かれますよね。
特に豪雨被害以来、ポテチ好きには受難の日々が続いているのです。
こうしたタイミングも影響したのかも知れません。
赤ポテチはまだ買える? 再販売はいつから?
こんな赤ポテチ、ポテチファンならずとも食べてみたいと思うのが人情、ですよね。
再販はあるのでしょうか?
嬉しいことに販売元の菊水堂さんによると、6月28日(水)昼の12時から予約販売をする予定だそうです。
今回も製造はその後の30日から。
どうでしょう、話題にもなっていますので、今回も売り切れてしまうかも?
手に入れたい方は、ウェブサイトを要チェックですね。
記事の最後にリンクをつけています。
赤ポテチの値段、容量、カロリー、賞味期限は?
購入するとなると、値段が気になります。
赤ポテチは5袋で1500円(税込)。
容量は、一袋65gです。
65gというのは、一般に販売されているポテチの量とほぼ同じ。ビッグサイズじゃないレギュラーなやつですね。
5袋1500円ということは一袋300円ですから、価格としてはビッグサイズのほうに近いです。
ロットが違いますし、こだわりの菊水堂さんの製品ですから、多少お高いのはやむを得ないところ、かな。
ほかに送料もかかります。
気になるカロリーのほうは、公式にはデータがなかったのですが、ネットでは約350kcalという情報がありました。ただしソースは未確認です。
賞味期限は製造から一ヶ月。
赤ポテチの製造元・菊水堂
すでにふれましたが、この赤ポテチを手がけているのは埼玉県内の有限会社・菊水堂さん。
「できたてポテトチップス」を冠する専門店。
ポテトチップスの製造・販売は昭和39年06月から。
すでに50年以上の歴史があることになります。
ウェブサイトを見ると、直火独特の味わいを強調しており、かなりポテチにこだわっている様子がうかがえます。
その甲斐あってか、ネットショップ大賞(埼玉県の銘店2015)にも選ばれている。
こんなポテチ専門店が出している赤ポテチですから、ますます食べたくなりますよね。
赤ポテチのじゃがいも、西海31号「Lady-J」レディー・ジェイ
赤ポテチがなぜ赤い色をしているの?
理由は、じゃがいもそものが赤いからです。
赤紫に近い感じですね。
このジャガイモは長崎県で開発された「西海31号」という品種。2009年に誕生したそうです。
鋭い方はお察しのとおり、赤い色につきもののポリフェノールやアントシアニンが豊富に含まれています。
イモそのものは、やや小振りなのだとか。しかし独特の、後からじわじわくるうまみがあるのだそうです。
私は素人なんですが、西海31号はでんぷんの含有が豊富とのこと。このあたりがうまみにつながっているのかも知れません。
ポテトチップLady jは長崎県農林技術開発センター馬鈴薯研究室で開発され2009年に「西海31号」として品種登録されました。「西海31号」は、アントシアニンを含む赤皮・赤肉の品種で、でんぷん含有量が高い品種です。 今回「西海31号」を「Lady j」としてプロデュースするmocco.companyと共に長崎県の「ファーマンレボ」が生産した「Lady j」を使いポテトチップを製造しました。
出典:ポテトチップ できたてポテトチップの菊水堂
赤ポテチ誕生秘話
現在、世田谷に住む野菜ソムリエの吉開友子さんは出身が長崎県。
この「西海31号」の魅力にとりつかれ、「Lady-J」(レディー・ジェイ)として販路開拓を始めます。
一方、北海道の台風被害でジャガイモ不足に困っていた菊水堂は、ポテチそのものの減産を余儀なくされていました。
そこで原料のじゃがいもの仕入れそのものから見直そうとしていたところへ、Lady-J推しの吉開さんと出会った。
「おもしろいイモがある」
ということで二人の思惑が一致し、この赤ポテチの誕生に至った、というわけです。
もちろん特徴である赤い色や、長崎産ということで出荷時期が早かったことも、開発につながったようです。
こうしてみると、北海道のジャガイモ不足が、新しいポテチの誕生にひと役かったことがわかります。
北海道の農業の完全回復を祈るとともに、まだ見ぬポテチへの期待もふくらむ話です。
赤ポテチの名前は「ポテトチップLady j」
忘れていまいした。赤ポテチ、と呼んできましたが、商品名は別にあります。
その名はズバリ「ポテトチップLady j」。
吉開さんが名付けた芋の名前をそのまま使っているのですね。
菊水堂のLady-Jのページはこちらです。
→ ポテトチップLady j
赤ポテチ(ポテトチップLady j)まとめ
以上、赤ポテチ(ポテトチップLady j)についての情報でした。
・6時間で3000袋を売り上げたヒット作。
・赤い色と、後からじわじわくる旨味が魅力。
・価格は5袋1500円(税込)。
・使っているじゃがいもは長崎産の西海31号。
・野菜ソムリエの吉開友子さんと、販売元の菊水堂さんの出会いによって生まれました。
・次回の予約は6月28日(水)から。
興味のある方は、どうぞお見逃しなく!
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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