『永遠の白線』の歌詞の意味が辛辣で、優しい〜けやき坂46

欅坂46記事用アイキャッチ 欅坂46

けやき坂46の『永遠の白線』が公開されました。
2017年7月3日のNHK-FM『ゆうがたパラダイス』で、めでたく銀河系初公開。

グランドにまっすぐのびる白線をモチーフにした、アイドルらしい明るく軽快な曲調。
あふれる青春感満載の良曲です。

がなちゃんの存在感、ますます上がって行きそう!

ということで今回は、けやき坂46(ひらがなけやき)の『永遠の白線』の歌詞を読んでみました。
意味をよくよく解釈していくと、曲調とはうらはらのKEYAKIらしいメッセージが含まれているように感じました。(何て書けばいいのかわからずローマ字にしてます。)

すいませんが歌詞そのものは書いていないので、専門のサイトを探してみてください。お役に立てず申し訳ないです。このページの内容は、歌詞の意味の解釈という名の、いち個人の感想です。
これが正解というものでもありませんので、心の広い“がなちゃん”ファンにお読みいただけたらと思います。

 

『永遠の白線』

『永遠の白線』は欅坂46のファーストアルバム『真っ白なものは汚したくなる』のTYPE-Bに収録。
リリースは2017年7月19日。
作詞は、明瞭な記載を見つけられていませんが、秋元康さんでしょう、たぶん。

歌唱メンバーはけやき坂46のフルメンバー、井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、長濱ねる、東村芽依のみなさん。
どんな新メンバーが入ってくるのかも気になりますが、ここは脱線したい気持ちをおさえて先に進みましょう。

『永遠の白線』の歌詞の意味〜裏側の辛辣と救い

どこまでも続く白線

『永遠の白線』のテーマは、ズバリ白線

校庭に石灰で引くやつですね。
この白線と自分の未来が、歌詞のなかで重ねられている。

真っすぐな白線は、どこまで続くのだろう?
今のまま続いて行く、私の未来

冒頭ではこんな感じで、白線と未来の重なりがはっきりと打ち出されています。

でもこれ、白線の示す未来を手放しで受け入れているわけじゃなさそう。
どこまでも真っすぐに続く自分の未来、ばんざい!
まっすぐ無限に続いて行け!
というならわかりやすいですが、続きを読むとどうやらそうではない

白線の問い

『永遠の白線』の主人公は、教室の空気に息苦しさを感じている。
それで、外から風を呼び込もうと、窓を開けてみたりします。

でも、うっとうしい教科書の文字を吹き飛ばしてくれるような風を期待することはできません。
やっぱり自分の足で外の世界に出ていくしかない。

そんな主人公にとって白線はさしあたり「問いかけるもの」として存在しています。

  • 白線はどこまで続いているのか?
  • どこに続いているのか?
  • その先は希望につながっているのだろうか?
  • 果てはあるのか? 途切れていたら・・・?

教室を出て空を仰ぐと、いろいろな問いが脳裏をよぎります。

自分の未来についてこういう問いを抱えることは自然だし、健全なことだですよね。
(しんどいこともあるけど。)

白線から降りること

白線について考えを巡らす主人公から見ると、白線に乗っている人々は次のように↓映ります。

精一杯声をあげ、練習に励む野球部の補欠たち。
額に汗して気合いは十分。
でも彼の前にボールが来ることは滅多にありません。

実らないかも知れない努力を、果てしなく続けるのは難しい。
やがて自分自身の願いから、おいてけぼりにされてしまうんじゃないか・・・

いずれ「頑張った」と自分に言い聞かせ、自分から諦めることになる。
彼らは、白線の果てを見ることなく、自ら白線を降りる運命。

こんな風に彼は、白線の限界まで頑張れる人は稀だ、と考えている。

そんな行けないし・・・

この見方、けっこう辛辣じゃないでしょうか?
賛否も別れるところかなと思います。

普通のJ-POPであれば、ここでさらに「がんばれ」と鼓舞するところ、ですよね。
「あきらめるな、きっと未来はすぐそこだ、顔を上げて前へ進めばいつか雨は上がる」的に。

ところがけやき坂は

白線 そんなに行けない

って、あっけなく言っちゃってます。
引かれた白線から降りることを、ともかく一旦、認めている。

「それでいいのか?」

という声も聞こえてきそうですし、確かに簡単に諦めては、何事も叶いません。
でも、懸命に取り組んで来た道を、やむを得ず諦めたことのある人にとっては、響くものがあるんじゃないでしょうか。

誰もがレギュラーになれるわけじゃないし、なったとしてもプロ選手になれるわけじゃない。
プロになれたって、活躍できる人はほんのひと握りです。
白線長過ぎ&続き過ぎ(笑)
途中で降りることは、実態を見ればきわめて普通のことだと言えます。

ほんとうの白線

だけど、降りたばかりの人の胸中が穏やかではないのも確か。
悔しさや挫折感を抱え、頑張った人ほど、他人にはわからない思いに打ちひしがれています。
それを埋める言葉を探すのに必死になる人もいるかも知れません。

どうやら、がなちゃんたちはそんな成り行きを全てお見通しのようです。
わかった上で、こう歌いかける。

夢と石灰はまだ残ってるはず

誰も行っていない永遠は、この先だ

出典:けやき坂46『永遠の白線』より

さらに進め、と促していますが、その未来は自分で描き出すものだ、と言っている。

既成の白線からは降りてしまったけれど、手持ちの石灰はまだ残っているだろ?
それを使って、自分だけの白線を引くのはこれから。
それこそが、誰のものでもない永遠につながっているんだ。

こんな風に、私は『永遠の白線』の歌詞を読み解きました。

 

白線の永遠、二つの意味

というわで私にとってはこの『永遠の白線』は、白線を媒体にした挫折と再生の物語、のように思えます。

白線は、さしあたりは既存のレール。
それは永遠と思えるほど果てしなく続いていて、多くの人は途中で降りざるを得ない。
でも、そこから降りてからがむしろ自分の人生。ほんとうの永遠へと続く白線の始まり。
それは自らが引くしかない(=自由)。

けやき坂と欅坂

アイドルっぽい穏やかな軽い曲調ですが、『語るなら未来を』の手厳しい激励(=割れた瓶をひきずるな)に通じるものもあるし、自分で白線を引き始めた主人公は、周囲には『エキセントリック』に映る存在になるのかも知れません。

一方で、欅坂は中二反逆路線、けやき坂は爽やか路線、という見方がありますよね。
私自身そう感じることも多いですが、この曲を聴く限りは、やはり“がなちゃん”も欅坂、KEYAKIZAKAとしてひとつのグループなんだな、という印象を持ちました。

あるいは、ゆづきに対するみこのように、つかず離れずの謎の存在なのかも?

 

おわりに

ご異論は多々あるかと思います。
私もまだ聞いて間もないので、もう少し噛み砕けたらという気持ちもあるのですが、とりあえず最初の感想・理解として書いてみました。

あたりまえですがこれが正しい理解だというつもりは全然なくて、むしろほかの方の感想もいろいろ聞いてみたいな、と思っています。ファンのみなさんにとっては大切な新曲ですから、ご不快に感じたら申しわけなく思います。あくまでいち個人の解釈ですので、読み流してくださればと思います。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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