灯台好きの皆さん、こんにちは。
灯台って、独特の魅力がありますよね。
人によってツボは違うでしょうけど、日常から離れた気持ちにさせてくれます。
今回は数ある灯台のなかから千葉県銚子の犬吠埼灯台について書いてみます。
内容としては、
- 犬吠埼灯台の魅力
- 名前の由来
- 建物について
- 場所(地図)
- アクセス
- 営業時間
- 観覧料金
などです。
週末を利用して行ってみようかな、という方のお役に立てたらと思います。
犬吠埼灯台の魅力
犬吠埼灯台は真っ白で、青空と紺碧の海にとてもよく映えます。
灯台は白いイメージがありますが、全てが白いわけではありません。
この犬吠埼灯台は、灯台の白いイメージを象徴するような灯台だと、個人的には感じています。
以下、犬吠埼灯台の魅力を個別にご紹介しましょう。
犬吠埼の眺望
犬吠埼灯台は上に登ることができます。
これもどの灯台でもできるわけではなく、上から犬吠埼の景色を一望できるというのは大きな魅力。
一節によると、登れる灯台は全国でも15ほどだそうです。
これだけでも行ってみる価値がありますね。
第1等フルネルレンズ
犬吠埼灯台は第1等フルネルレンズという巨大レンズを使用しています。
日本国内には五箇所しかなく、400Wの電球との組み合わせで110万カンデラという強い光を放つことができます。
このレンズは併設されている資料館にも展示されていて、すごい迫力。
イメージ的には未来のもののようでもあるし、宇宙のもののようでもある。
これもお見逃し無く。
白い郵便ポスト
昔の赤い丸ポストを、灯台に合わせて真っ白に塗ったものが敷地内に設置されています。
〒マークは金色で、“郵便”と“POST”の文字は赤色。
銚子の海上保安部と銚子郵便局が協力して作ったものだそうで、実際に葉書などを投函することができます。
設置は2012年のホワイトデー。
幸せを呼ぶ、願いが叶う、恋愛成就など、いろんな風に言われているそうです。
年末年始を除き、消印は風景入りのものになるそうです。
ドライブの記念にハガキを送るのも、いい思い出になりそう。
収集は日に一度きりなので、急ぎの郵便には向きません(笑)
犬吠埼灯台の名前はどこから?その由来
いまさらですが、犬吠埼灯台の読み方は「いぬぼうさきとうだい」。
「犬吠埼」からとられていますが、この「犬吠」は、古の武将・源義経と関わりがあります。
正確には義経の愛犬が由来の主人公なんですが、その愛犬が主人・義経と別れてここ銚子に残されることになった。
離ればなれになった後、主人を思い、長らくなき続けていたことから来ているそうです。
こんな物語も知っていると、波の音に義経の愛犬の吠える声が聞こえるかも知れません。
建築物としての犬吠埼灯台
犬吠埼灯台は高さ31.3メートル。煉瓦でできている灯台としては、日本で二番目の高さです。(一位は尻屋埼灯台)
設計、イギリス人技師のリチャード・ヘンリー・ブラントンという人。
1872年10月4日(明治5年9月2日)に着工し、約二年後の1874年(明治7年)11月15日に竣工します。
日本では24番目に点灯された灯台になるそうです。
国登録有形文化財
世界灯台100選、日本の灯台50選に選ばれています。
場所は、地図で示すとどこ?
見学時の注意〜歩きやすい靴で
せっかく登れるので、上に上がりたいとみなさん思うでしょうが、エレベーターはありません。
階段は九十九段。これを登らなければなりません。
また、内部はけっこう狭いので、動きやすい服装や靴が適しています。
犬吠埼灯台へのアクセス
銚子電鉄の犬吠駅で下車。徒歩7〜10分ほどです。
車の場合はJR銚子駅を目印に、県道沿いを走って15分くらいです。
犬吠埼灯台の観覧時間はいつからいつまで?
午前8時30分から16時まで。
年中無休ですが、天候や業務の都合で中止になる場合もあるそうです。
見学の料金はいくら?
大人一人200円。
小人は無料です。
展望台の他に、展示館があります。
犬吠埼灯台の公式サイト
犬吠埼灯台がNHKで紹介されます
2017年7月4日(火) 午後4時30分から、BSプレミアムの『ぐるりニッポン 灯台紀行』のなかで、犬吠埼灯台が紹介されます。
犬吠埼灯台の情報まとめ
以上簡単ですが、犬吠埼灯台についての情報でした。
首都圏からならドライブで行ける絶景。
犬吠埼の雄大な景色をぜひ楽しんでください。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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