+675で始まる、身に憶えの無い番号から電話がかかってくる事案が相次いでいるそうです。
この電話は国際電話のため、折り返して電話をかけると通話料が高額になりかねないとして、携帯電話各社は注意を呼びかけています。
今回はこの謎の+675国際電話に関して、情報をまとめました。
もしあなたの携帯にもこの+675で始まる番号から電話がかかってきていたら、一読してみてください。
+675からの着信はどこから?
+675で始まる番号は、パプアニューギニアからの国際電話です。
パプアニューギニア?
普通は縁遠いですよね。
電話がかかってくるいわれもない。
いちおう、パプアニューギニアの場所を確認しておきましょう。
パプアニューギニアってどこ?
ほとんどオーストラリア、ですね。
折り返すとどうなる?
「誰からだろう?」と思ってその番号にかけ直すと、料金がかかります。
NTTドコモは30秒あたり63〜68円
KDDIでは65円
ソフトバンクでは249円
ソフトバンクが図抜けて高いです。
ユーザーの方は特に注意してください。
特にワンギリのような形でかかってきた場合は要注意。
女性が出ることも
すでにかけなおした人もいるそうです。
それによると、つながった場合のパターンは必ずしも決まっていないようです。
- 英語を話す女性の音声が流れてから切れた
- ずっと無音だった
などのほか、
「あなたを待っていたのよ」と英語で言われてから切れたというものもありました。
こわいですね。
女性から英語で「あなたを待っていたのよ」と話しかけられ、「どなたですか?」と尋ねると、電話は切れたということです。
出典:News Up 南の国から謎の着信 その正体は? | NHKニュース
目的は何?
今のところこの事案の原因は二つ考えられているようです。
ひとつは、通話料目的の不正。
電話をかけたときの通話料を狙って、不要な通話をしかけている、という説。
まあ、ありそうな話ではありますね。
もうひとつは、プログラムのミス。
最近は携帯電話番号で認証をするアプリなどが増えてきました。
その認証プログラムのバグで、あやまって電話がかかってしまうというパターン。
認証の確認などを、ほんとうはメッセージで送ろうとしているのだけれど、通話のほうにかけてしまっているのではないか?という説。詳しいことはわかりませんが、とにかく後者は悪意はない説ということになります。
いずれにしても迷惑な話、みなさんご注意ください。
おわりに
知らない番号からの着信というは、国内からのものであっても気になるものですよね。
ついつい、かけ直したくなってしまいます。
この+675件は原因や目的がまだわかっていませんが、もし詐欺まがいのことであれば不快きわまりない話。今の所は通話料だけのようですが、昔あったような有料サービスにつながってしまうようなことになると、さらに被害額が跳ね上がる可能性もあります。
知らない番号から着信があったら、すぐには折り返さず、とりあえず調べてみると自衛策になるかも知れませんね。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
どうぞご用心ください。
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