蓮舫(れんほう)代表が辞任した理由と、次の民進党代表は誰になる?

民進党の蓮舫議員が、党代表の辞任を表明しました。
これを書いている現在、記者会見が行われています。

蓮舫代表が辞任に至った理由は何か?
次の民進党代表が誰になるのか、気になるところです。

そのあたりの情報を急ぎ調べてみました。

 

蓮舫代表が辞任を表明

蓮舫代表が辞任を表明したのは2017年7月27日。
民進党臨時役員会が開かれ、そこで考えを表明したそうです。

民進党の蓮舫代表は27日、臨時役員会を開き、代表を辞任する意向を表明した。
出典:民進の蓮舫代表が辞意表明 後任、前原氏や枝野氏ら軸か (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

蓮舫代表の辞任の理由・原因は何?

先に行われた東京都議会議員選挙。
小池氏が率いた都民ファーストの会が大躍進したことが印象に残っていますね。
それに対して自民党の大敗が報じられていました。

東京都議選で大敗

ところがその影で、野党第一党たる民進党も敗北していた。
失礼ながらもともと存在感が少なかっただけにあまり目立ちませんでしたが、本来なら自民党への不満の受け皿になるはずだったのは都民ファーストではなく民進党。十分に存在感を示せなかったばかりか、公認候補の離党が相次ぎ、過去最低の5議席という結果になっています。
これを受けて野田佳彦幹事長を交代させ、人事を刷新する予定でしたが、党内の批判をおさめられないと判断した模様です。

 

そもそも、民進党大敗の原因は?

そもそも都議選に限らず蓮舫代表下の民進党は、10月の衆院議員の補欠選挙でも負けており、なかなか低迷を抜け出せずにいます。これは私の個人的な意見ですが、やはり今の自民党長期政権を招いたのは、あの政権交代への失望が大きいような気がします。受け皿のないところで自民党一強体制が続き、結果として現在の支持率低下・迷走につながっている気がします。

民進党のそもそもの体質、寄り合い所帯という性格がなかなか意思統一につながらない。つながっても表面的で、たいへん脆い。そんなところを国民は見透かしている。というより、あの政権交代時に、強烈に見せつけられてしまったんですね。その時の印象が私個人はたいへん強いです。

なので現在の民進党の低迷は蓮舫代表一人の責任というわけではないような気がします。
都議選敗北や二重国籍問題、森友・加計問題の追求不足など、いろいろひっかかるポイントはあるかも知れませんが、根底にはあの苦々しい思いがある。

 

民進党次期代表は誰?

蓮舫代表が辞任を表明したため、必然的に次の代表は誰なのか? という疑問がわきます。

報じられているところでは、前原誠司元外相や枝野幸男元官房長官の名が見えました。

いやはや、これでは何も変わらない。
あのさんざんな記憶再び、という感じで、国民に訴えるものは何も無いのではないでしょうか(個人の感想です)?

私は民進党を応援しているわけではないのですが、とにかく筆頭野党がしっかりしないと、民主主義がヤバいと思っています。

前原さんと言えば八ッ場ダム(やんばダム)で地元を振り回した人ですよね。代表選で蓮舫氏に負けた人です。
枝野さんといえば「ただちに健康に影響はない」を繰り返した人という印象しかありません。
ついでに言えば野田さんは選挙公約には全くなかった消費税増税に「命をかけ」て取り組み、結果として党の分裂を招いた方。
残るは岡田さん、くらいですかね? ←何回目w?

おなじみの面々では、人々のあの失望感は拭えないでしょう。失った信頼を回復するのはとても難しい。

書いている間に蓮舫代表の記者会見は終わりました。
党内分裂は乗り越えられる、と言っていましたが、私は正直懐疑的です。

自民以外の受け皿が欲しいと思っている人は多いと思うのですが、、、
みなさんはいかがですか?

コメント

  1. よう より:

    辻元清美さんがいるじゃないですか。あの人だったら、高槻パワーでやってくれると思います。