リタイア後は海が見える場所に引っ越してのんびり暮らしたい。
こんな夢を語る人は少なくありません。
ですが、歳をとると健康上の心配も出てきますから、あまり地方のほうへ行くのは不安・・・という問題もありますよね。
どこか夢を叶えられそうな介護付きの老人ホームはないでしょうか?
神奈川にある入居者450名を超える「油壺エデンの園」は、30年以上も暮らしている人もいる実績ある施設です。都心からは60km圏内でありながら、目の前には諸磯湾が開ける好ロケーション。
海が見える老人ホームは全国各地にありますが、今回はこちらの油壺エデンの園を例として、施設の概要、場所、居室の仕様や入居にはいくらかかるのかなど、情報を集めてみました。
歳をとったら海が見える場所で暮らしたい・・・漠然とそんな風に思っている皆さんが、イメージを具体化するきっかけになれば幸いです。
海が見える老人ホーム「油壺エデンの園」の魅力
油壺エデンの園の魅力はまずそのロケーション。
眼前に開けた海と緑に加えて、晴れた日には富士山を望むこともできますし、潮の香りが漂うヨットハーバーや三崎港は、海での暮らしを夢見る人々のニーズに、しっかりマッチしそうです。
油壺エデンの園の周囲には観光名所も多く、有名なところでは油壺マリンパーク、三浦海岸、城ヶ島灯台などがあります。
歴史が好きな方には源頼朝とゆかりのある本瑞寺や荒井城址、海南神社などがあります。
充実の共用施設
油壺エデンの園は入居棟が9棟あり、そのほかに共用棟、介護共用棟、南共用棟で構成されるたいへん大きな施設です。
各棟は通路で連絡しており、居室から
- 大浴場(二カ所)
- 食堂(二カ所)
- 売店
- 美容室
- 銀行ATM
- 喫茶コーナー
- 茶室
- 図書室
- クラブ室
- プレイルーム
- 多目的ホール(二カ所)
- 歯科診療所
- 菜園
などの生活施設にアクセスできます。
まさにひとつの街区そのものをまるごと老人ホーム化した感じです。
もちろんケア関連の設備もあり、介助浴室は3ヶ所、ケアサロンも2ヶ所もうけられています。ケアサロンと共用の機能訓練室もあります。
バランスのよいアクセス
所在地は神奈川県の三浦市で、都心から60km圏内。
適度に離れていますが、離れすぎてもいないというバランスが安心です。
公共交通機関を使う場合、品川駅から三崎口駅までは快速特急で約67分。
三崎口駅からは5.7kmほどで、タクシーなら約10分ほど。
車でしたら、横浜横須賀道路・衣笠I.C.から三浦縦貫道路を経由して約20分ほどになります。
油壺エデンの園の場所はどこ?
油壺エデンの園の所在地は、神奈川県三浦市三崎町諸磯1500。
居室の仕様
一般居室と介護居室がありますが、ここでは一般居室の仕様をメモしてみます。
一般居室も部屋タイプが様々あるのですが、基本的には自炊が可能。システムキッチンがあります。
スタッフによる生活サポートのほか、緊急連絡装置と生活リズムセンサーにより、入居者の緊急事態に備えています。
1.シニア世代の自立した暮らしを見守り
2.万一の際はフォローしてくれる
という形が嬉しいですね。
居室の主な仕様
- 緊急連絡装置
- 生活リズムセンサー
- 防災装備(難燃材仕様壁紙/玄関は防火ドア/火災感知器等)
- システムキッチン(電磁調理器付)・シングルレバー水栓
- ハンドシャワー付洗面台
- 暖房便座
- 温水シャワー付トイレ(手すり付)
- 手すり付浴室(シャワー室のみの部屋もあります)
- 大型電源スイッチ
- インターホン
入居費用はいくら?
ロケーション、設備とも充実の介護付き老人ホーム・油壺エデンの園ですが、入居するにはどのくらいの費用がかかるのでしょう。
公式サイトによると、入居日までに支払う総額は、
一人入居の場合、2540万円から8010万円。
二人入居の場合、4080万円から9550万円。
幅があるのは、主に居室のタイプの違いによるものです。
このほかに、
- 介護サービスを利用した場合の費用
- 月払いの利用料
がかかります。
月払い利用料は管理費(一人入居が8万円弱、二人入居が11万円強)のほか、食費や光熱費などが加算される形になっています。
エデンの園の評判、公式ウェブサイト
エデンの園の評判など、関連情報をネットで調べてみました。

油壺エデンの園には公式のウェブサイトがあります。
さらに詳しく内容を知りたい方はご参照ください。
海が見える老人ホーム〜NHK『ドキュメント72時間』で紹介
以上、ざっくりとですが、海が見える老人ホーム「油壺エデンの園」についての情報でした。
こちらの「油壺エデンの園」は、NHKの『ドキュメント72時間』で取り上げられる予定です。
油壺エデンの園を映像で見ることができますし、実際に入居なさっている方の声も聞くことができる貴重な機会になると思います。
放送日時は2017年7月28日(金)22時50分から23時15分までの予定です。
同番組は通常、翌週土曜に再放送されています。時間は午前11時25分から。見逃した場合はチェックしてみてください。
いずれもNHK総合です。

今回は、リタイア後に海が見える場所での暮らしを夢見ているみなさんに向けてこちらのホームにスポットをあてました。でも、他にも類似のホームはあると思いますし、聖隷福祉事業団が運営するエデンの園グループは全国に展開していて、首都圏で言えば油壺のほかにも横浜、浦安、藤沢などにもあります。ここでの情報は、あくまで一例・ひとつの目安として考えていただければと思います。(こちらの施設を特にお勧めする目的で書いた記事ではありません。)また、情報は正確を期しましたが、変更になる可能性も含めて保証はできかねます。実際にご入居をお考えの際はご自身でご確認くださるよう、お願いいたします。
にしても、夢を叶えるにはそなりのお金が入り用ですね。ブログ主の私の状況だと、漠然と思い描いているだけではなかなか難しそうです。みなさんはいかがでしょうか?
お得な方法もあるかも知れませんし、この機会にいろいろと調べてみるのもよいかも知れませんね。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。
『ドキュメント72時間』を見た方の感想
入居費が高額!格差を感じる
#ドキュメント72時間 海の見える巨大老人ホーム、油壺か。入居一時金も多額だが、月々の利用料もかなりのもの。。十分な年金のある人のための施設だね。格差を感じるねー。
— 黒まめ (@kuromame_99999) July 28, 2017
リアル「やすらぎの里」
「海の見える老人ホーム」。
30年前に建てられた巨大老人ホーム。
ここで30年暮らせる老人って!!
まさに選ばれしシニアじゃないか!
#72時間— りん しんゆう (@Rinko_) July 28, 2017
72時間の三浦の巨大老人ホーム、それなりの入所金がかかるところなだけあって、皆さん身綺麗だなあ……。
— ほさぷ (@hosappu) July 28, 2017
三浦の老人ホーム高級すぎる
みんなみなりがびしっとしてるから庶民じゃないとおもった
油壺エデンの園らしい— SVQ (@svq) July 28, 2017
勇気づけられた!
ドキュメント72時間。おお、次回予告のときに画面下に「読む72時間」バナーがっ!巨大老人ホーム、入居金が3500万円かぁ。ものすごく元気な90代がわんさか。しっとり色恋沙汰もチラ見できたし、頑固なおばあちゃんの面倒くささも観られたし。みんな前向きイキイキ、じゃなくてホッとしたわ。
— 吉田潮 (@yoshidaushio) July 29, 2017
昨夜72hours巨大老人ホームの回見てて、前に進むしかないと思った。年取ったから何だよ。今できることはすべてやっておくしかない。
— ババクームみな蔵 (@minazominazo) July 29, 2017
人生を考えさせられた、生きている意味とは?
昨日の72時間巨大老人ホーム。恵まれた環境のお金持ちの高齢者の方「生きてても楽しくない」発言が多数で改めて思った!楽しみ幸せは自分が感じることで、お金も環境も誰も「幸せ」を与えることはできない。幸せ感じない人は幸せにはなれない #72時間 #高齢者 #幸せ
— ふわんと (@nekomagoo634) July 29, 2017
今回のNHKのドキュメント72hours、海が見える巨大老人ホームが舞台だったけど、何とも強烈だったな〜。
ご年配の方々の様々な顔があり、色々な性格があり、歳をとればとるほど、そういう部分が濃くなって行くんだなぁ、、、
そして、生き長らえている者は、なかなか死ねない。
— 竹内 友浩 (@Dr_musclechop) July 28, 2017
ドキュメント72時間の見逃し配信の裏技
ドキュメント72時間は、NHKオンデマンドで見逃し配信されています。
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コメント
取材に応じたご老人は460人の入居者のほんの一部で、それなりに幸せそうなひとたちばかり。もっとシリアスな事情を抱えたご老人はいなかったのか。高級セレブイメージを売り物にする施設側の思惑通りの番組になったのではないか。いつものドキュメント72時間と違って突っ込みが足りない。この施設の宣伝になってしまっている。