足の裏側をマッサージしてくれる器械、割と多くのご家庭にあるのではないでしょうか?
特に年輩の足がむくみやすいかたには、価格も手頃で人気のようです。
ところがこの足裏マッサージ器、使い方をあやまるとたいへん危険なものがあるそうです。
7月26日にも、北海道で年輩の女性が亡くなりました。
十二分に注意しなければなりませんね。
今回はこの、危険と目されている足裏マッサージ器の機種・シェイプアップローラーII(ツー )の画像と、どんな使い方をすると危険なのか情報を集めました。
この機種はメーカーが使用に関して注意喚起をおこなっています。
お手元の機種が該当するかどうか、チェック方法やその連絡先などの情報も調べてみました。
「足裏マッサージ器?そういえばうちにもあったな」
という方はぜひ一度確認してみてください。
足裏マッサージ器で死亡事故
報じられている事故が起きたのは北海道斜里町。
77歳の女性が足裏用のマッサージ器を首に当てていたところ、服の襟をローラーに巻き込まれてしまったそうです。結果、首を圧迫された形になっってしまい、いたましい結果となっています。
ところが事故はこれだけではなく、
・平成11年 栃木県で40代の女性
・平成15年 香川県で60代の女性
・平成 20年北海道で50代の女性
・平成 24年愛知県で60代の女性
・平成26年埼玉県で80代の女性
など、過去に5件、似たような事件が起きているそうです。
事故はどのようにして起きるのか〜その原因
今回の北海道の件では詳しい情報がまだわかりませんが、過去のケースでは、マッサージ器を枕のように使用し、首の後ろや肩などをほぐそうとして起きた事故のようです。ローラーが回転しているため、そこに襟を巻き込まれてしまうのでしょう。ローラーを覆う布を外して使用していたケースもあったようです。布が損傷していたりしても、巻き込みの危険があります。
なかなかそこまで想像できませんが、想像するとたいへん怖い状況ですね。
メーカーでは、布カバーを外したり、敗れた状態での使用は危険なため、絶対しないように、と呼びかけています。
事故を起こした足裏マッサージ器の機種はシェイプアップローラーII(ツー)
事故に至った機種の名前はシェイプアップローラーII。
メーカーである的場電機製作所(埼玉県川越市)は、同機種の全ての製品の使用に関して注意を呼びかけています。
シェイプアップローラーIIのほか、アルビシェイプアップローラー、という機種についても同様。
製品の画像とチェック方法
出荷台数は78万台に及ぶということで、皆さんの身近にもあるかも知れません。
上記の的場電機製作所のページにも記載があるのですが、本体の裏面に製品名がありますので、チェックしてください。
シェイプアップローラーII
または
アルビシェイプアップローラー
とあれば該当品です。
まとめ
問題になっている両製品とも、人の手をわずらわせることなくマッサージしてくれる便利な器械ですが、使い方を誤ると思わぬ大事故につながりかねません。
お手元の機種が上に挙げたものに該当しなくても、似たような構造になっていれば注意しなければなりません。
ぜひ十分に注意して、年輩の親御さんなどいらっしゃる方は教えてあげてくださいね。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。
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