2007年に香川県坂出市で起きたアンビリバボーな出来事。
追突事故で転覆した軽自動車が炎上・爆発。
閉じ込められていた運転手を間一髪、通りがかった中学生が助け出しました。
勇気ある行動を示した中学生は小倉遼さん。
助け出された運転手は藤田健さんです。
藤田さんは写真講師と報じられたのですが、写真講師ってどういうことなのかな?とちょっと興味を持ちました。ということで、今回はこちらの藤田健さんについて情報を集めてみます。
藤田健さんの車が追突され、転覆・炎上、事故の経緯
藤田さんを助け出した小倉遼さんについては別の記事でまとめていますので、よかったらご覧下さい。

リンク先で事故の経緯についてもふれましたが、ここでもまとめておきます。
藤田さんが運転する軽自動車が追突され、転覆・炎上
事故が起きたのは2007年3月5日の午後8時15分ごろ。
藤田さんが軽自動車を運転中、右折しようとしたところへ車が追突。
ピンポイントで場所は特定できていませんが、香川県坂出市府中町の県道でのことだと伝えられています。
藤田さんの軽自動車は転覆したとされていますので、おそらく裏返しにひっくり返ってしまったのだろうと思います。さらに、追突の衝撃か転倒の影響なのか、ドアが開かなくなってしまった。
そのうち炎が、車の後部から上がり出します。
爆発も懸念される危機的な状況のなか、藤田さんには炎が迫ります。
小倉遼くんの行動が起こした奇跡
追突してしまった方の車の女性運転手は精神的に動揺し、電話をかけるのが精一杯。
そこへ塾帰りの受験生・小倉遼くんがとおりかかります。
車内に人がいると知った小倉くんは反射的に車にとりつき、フロントガラスを殴り始めたと言います。固いフロントガラスを素手で割れるものだろうか、とも思いますが、案じるより行動です。結果を見れば大成功。閉じ込められた藤田さんは無事に車外に脱出。その直後に藤田さんの車は大音響とともに爆発したそうです。
ほんとうによかった、と感じずにはいられませんね。
その時、藤田健さんは?
この時藤田健さんは72歳。
若い小倉くんが自分を助け出そうとしてくれたことに、大いに勇気づけられたと思います。
報道情報では小倉君がフロントガラスを素手で叩き割ったように書いているのですが、藤田さん自身も車内から脱出を試み、フロントガラスをめくり上げて脱出したと書いている記事もありました。
どちらかと言うと、私は二人が力を合わせた脱出劇だったのかな、と推測しています。
藤田健さんは写真講師
この奇跡の救出劇では、当然ながらいち早く行動を起こした中学生・小倉遼くんに注目が集まりました。翌日に高校受験を控えていたといいますから、ニュース性・話題性も高かったのでしょう。
同時に気になったのが、救出された運転手・藤田健さん。特にそのご職業です。報道によると、写真講師となっているんですよね。
写真家や写真店経営などならわかりやすいですが、写真講師とはどんなお仕事なのでしょうか?
大学や専門学校の先生?
それなら大学教員や教師等と書かれそうですが・・・
四国新聞文化教室か?
調べてみると、やはり藤田健さんは日本写真作家協会会員に属しているようで、四国新聞文化教室で教えていらっしゃるようです。
このようなページがありました。
なるほど、いわゆるカルチャースクールの講師さんでいらっしゃったのですね。
四国新聞文化教室は四国新聞社が運営しているカルチャースクール。
高松会場、丸亀会場、東かがわ会場、観音時会場などがあり、入会金1080円+受講料が必要。
扱っている教室は書道、華道から語学、音楽、手工芸など幅広いです。時によって変わるのかも知れませんが、私が見たときは盆栽やヨガもありました。
藤田さんはこのなかで写真をご担当されています。推測ですが、かなり長く教えていらっしゃるように思えます。
月に二度、隔週で20人ほどの写真撮影教室を開講しておられます。
ほかの会場でも別の教室があるので、結構お忙しそう。
ひとつ気がかりなのは藤田さん、事故当時72歳ですから、現在は80歳を越えていらっしゃることでしょう。同姓同名の異なる人物、という可能性もなくはないですが、おそらく同じ方だと思いますので、事故の後もお元気でご活躍中、ということになりそうです。
そう考えると、ほんとうによかったな、とあらためて胸熱です。
講師のお立場ということで、他にも情報がないかとあたってみましたが、画像その他、見つけられていません。
もしかすると、今夜のテレビ番組で藤田さんにも幾分ふれられるかも知れません。
奇跡体験!アンビリバボーで、坂出市の爆発寸前の救出劇がとりあげられます。
番組名は『奇跡体験!アンビリバボー〜事故で車が爆発寸前!閉じ込められた男性』
放送日時は、2017年11月30日(木) 19時57分~20時54分です。
おわりに
以上、転倒した車から爆発寸前に救出された藤田健さんについての情報でした。
写真講師のお仕事を通じて、地元に写真の楽しさをひろめている方でした。
生徒さんをはじめ、多くのお知り合いがいるものと思いますから、事故当時は驚いた方が大勢いたでしょうね。そして小倉君の行動に、みなさん賞賛を送ったことと思います。
あらためて、ピンチの時って人の凄さを感じさせることが起きるものだ、とも思いました。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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