ピンキリの意味は何? ピンとキリでは良いのはどっちで、どちらが悪い?

それってピンキリだよね〜
なんて言われて、適当に相づち。

日常的によくある会話シーンですが、
内心モヤっとしている人もいるんじゃないでしょうか?

「ピンキリ」ってよく言うけど、
価値が高いのはピン? 低いのがキリ?

それとも逆で、
上等なのがキリ? お粗末なのがピン?

どっちがどっちなんだろう?

はっきりご存知の方はそう多くはないはず。

というわけでここでは「ピンキリ」の由来をみながら
「ピン」と「キリ」ではどちらが上でどちらが下なのか、
確認してみたいと思います。

今日こそピンキリ問題に決着をつけるぞ!
と検索してここに辿り着いてくれた方、
よかったら最後までご覧ください。

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ピンキリは「ピンからキリまで」の略

はじめに確認ですが「ピンキリ」は略語です。

もとは「ピンからキリまで」。
もっと言えば「ピンからキリまである」ということになるでしょう。

ピンキリの意味

ここをおさえた上で「ピンキリ」の意味は何かと言えば、
物事には最高から最低まである」と言うことになるでしょう。

ご覧くださっているみなさんも、ここまでは感覚的にわかっておられるでしょう。

 

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ピンとキリはどちらが上?

では、ピンからキリまでの、どちらが最高で、どちらが最低なんでしょうか?
ここ↑が問題ですよね。

ところが、私が調べた結果では、これはどうやら結論が出ない問題のようです。

後のほうでピンとキリのそれぞれの由来を書きますが、両方とも最高と最低、どちらともとれるのが実状。
読んでいただいているのにすみませんが、明瞭に対応づけることは難しそうなのです。

ピンキリの正しい理解

「え〜! 全然スッキリせんやん!」

お怒りごもっとも。
さらにモヤっとした結論になってしまい、すみません。
でも、実はここから「ピンキリ」の一歩進んだ理解が得られます。

それは、「ピンキリ」=「最高から最低までいろいろ」という理解。

「ピンキリだね」で指されている対象は、まず第一に「多様」で「いろいろ」だということ。
第二に、その「ピンキリ」の多様さは質的なものであって、価値において上下のバラつきがある、と言うこと。

ピンキリの使い方

こう考えると、ピンキリの使い方もはっきりしてくるのではないでしょうか。

ネイルサロンて、ピンキリだよね。
万年筆ってピンキリだよね。

これらの意味を噛み砕いてみると・・・

ネイルサロンとひと口に言っても、最高から最低まで、腕前や値段はいろいろだよね。
万年筆っていろいろあるけど、性能や書き味・値段も含めて、いいものからチャチなものまでいろいろあるよね。

こんなニュアンスになるかと思います。

同じ対象であっても、質的な多様さ、価値の上でかなり大きなひらきがある。
そういう時には「ピンキリ」を使うとよくハマると思います。

ピンキリの由来

さて、話をもとに戻しましょう。

ピンとキリ、それぞれ、もとの由来はどういうもので、具体的な意味は何だったのでしょうか?

ピンの由来は最小の1

ピンのほうは、サイコロの1の目を指す俗語だったと言う説が有力です。

ポルトガル語の「Pinta」に由来し、意味としては「点・斑点」。
で、この読み方が「ピンタ」なのです。

1は最小の目であり、点数としては最低点。
この「ピンタ」を「ピン」の由来とすれば、最低なほうがピンになりそうです。

キリの由来は最後にして最大

サイコロのほかにも、1点のことをPintaと呼ぶものがありました。

それはポルトガルから伝えられたという天正カルタ。
トランプに似たものですが、これは12枚がひと組になっていて、その12枚目をキリと呼んでいた。

最初がピンタで、最後がキリ。
まさに「ピンキリ」の由来っぽいですね。

とはいえ、キリのほうには諸説あり、「区切り」のキリではないかという説や、花札の12枚目の絵が「桐(きり)に鳳凰」になっているからではないか、などという話もあります。

いずれにしてもキリのほうは最後を意味し、最も価値のあるものを表していると考えられていたようです。

ピンとキリ、意味の逆転

というわけで、由来から見るとピンは最小、キリは最大。

ならばピンキリで表わされる最低なものはピンで、最高のものはキリじゃないか、と断言できそう。でも、どうもそうはなっていない。

というのも、点数で考えれば確かにそうなのかも知れないけれど、順番で考えるとどうなのか?
ランキングで言えば1番のピンこそが最高で、最後の区切りであるキリは最低、ということになりますよね?

こうした意味の逆転の理由にも諸説あるようですが、確かなことはピンキリが、
最小から最大まで
一番からビリまで
という価値的な「幅」を指す言葉だということです。

あるいは、そもそもの由来がはっきりしなくなるにつれ、ピンとキリのどっちが上か&どちらが下なのかも忘れられていき、この幅の多様性の方がクローズアップされていった、と考えるのが自然なのかも知れません。

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おわりに

以上、私見も交えながらですが、ピンキリの意味と由来についてみてきました。

結論から言うとピンがどっちでキリがどう、ということは言えないのですが、いずれにしても「最高から最低までいろいろある」という意味で使われています。
現代的なピンキリの理解としては、こんな具合に“質的な多様さ”を指すものと捉えるのがよいと思います。
これに加えて、由来としては最初(ピン)と最後(キリ)を表している言葉だということも憶えておくとよさそうですね。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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