『半分、青い』の舞台になっている場所は、どこなんでしょう?
ドラマでは岐阜県の東美濃市。梟(ふくろう)町という地名になっています。
ですが、地図で調べてみても見当たりません。
実在しない、架空の町なのでしょうか?
架空の町だとしたら、イメージとしてはどのあたりの地域になるのでしょう?
ふくろう商店街には、モデルがある?
梟町&ふくろう商店街は、ヒロイン・鈴愛が子ども時代を過ごす、心のふるさと。
家族や周囲の人々の温かさと風景とが、まぶしく交差する名シーンが予想されます。
なので、きっと行ってみたくなると思うんですよね♪
というわけでこの記事では
- NHKの2018年上期の朝ドラ『半分、青い。』の舞台になっている
- 東美濃市がどこなのか?
- 梟町の場所がどこで、
- ふくろう商店街のモデルはどこにあるのか?
このあたりの情報を整理してお届けします。
内容を先取りしちゃいますが、行き方についてもふれています。
東美濃市も梟町も実在しない架空の場所
まず東美濃市からいきましょう。
結論から言うと、東美濃市は架空の地名でした。
『ひよっこ』の奥茨城村と同じですね。
たぶん東濃(とうのう)という地域
実際には、東濃(とうのう)という地域がモデルになっているようです。
東濃は、多治見市・中津川市・瑞浪市・恵那市・土岐市の五つの市。
これに可児市・御嵩町を含む場合もあるそうです。
東美濃ナンバー運動がもりあがっている
とはいえ、地元では、ドラマそのままの「東美濃」という言い方をすることもあるようです。
例えばかの地では、ご当地ナンバー「東美濃(ひがしみの)」の制度化を目指す動きがあります。
動いているのはまさにさきほどの6市+1町(多治見市・中津川市・瑞浪市・恵那市・土岐市・可児市・御嵩町)。
商工会議所や各首長さん、自治会や観光協会が動いているとか。
運動しているみなさんにとっては今回の『半分、青い。』はまたとない追い風でしょうね。
梟(ふくろう)町はどこにある?
さて、東美濃市は架空の自治体でしたが、その中の梟町はどうでしょうか?
残念ながら、こちらも架空の町だそうです。
モデルもはっきりしないのですが、物語の舞台の中心である梟町の「ふくろう商店街」には、はっきりしたモデルがありました。
ふくろう商店街はどこにある
鈴愛が育つふくろう商店街のモデルは「岩村町本通り(いわむらちょうほんどおり)」というところ。
恵那市の中心街で、重要伝統的建造物群保存地区なっています。
ロケの多くも、恵那市岩村町で行なわれたと言われています。
岩村町本通りは、地図で示すとこのあたり。
こんな雰囲気の場所です。
岩村町本通りの行き方
岩村町本通りは、江戸時代以来の商家街。『半分、青い。』は昭和のドラマですが、長い歴史のある地区なんですね。
通りには文化的に重要なお屋敷や、疎水などがあるようです。
また、
- 江戸時代から続くカステラ製造の松浦軒本店、
- こしあんやごまモチ屋さんのかんからや、
- 江戸時代からの地酒の酒蔵・岩村醸造
など、聖地巡礼の見どころいっぱいです。
行き方としては、車なら中央自動車道の恵那インターチェンジから国道257号線に入り、南へ20分ほど。
鉄道なら、明知鉄道の岩村駅から歩いて10分ほどです。
さきほどの地図もご確認ください。
ちなみにロケ情報にもふれておくと、すずめの学校は、岐阜県立土岐商業高等学校、岐阜県立可児高校という情報がありました。ただしこちらは実際の学校なので、聖地巡礼の際は迷惑にならないよう、十分配慮しましょうね。
岐阜県美濃加茂市出身の北川悦吏子さん
実はこの岩本町本通り、『半分、青い。』の脚本をてがけた北川悦吏子さんのリクエストで決まったそうです。
というのも、北川さんのお母さんは恵那市の出身。
本通りは北川さんにとって、かなり思い入れのある土地のようです。
ドラマのイメージも湧きやすかったのかも知れませんね。
『半分、青い。』の東美濃市梟町の場所まとめ
以上、NHKの朝ドラ『半分、青い。』の舞台、岐阜県東美濃市梟町と、ふくろう商店街の場所についてご紹介しました。
軽くおさらいすると、
東美濃市も梟町も架空の地名。
モデルはおそらく東濃で、ご当地でも東美濃という言い方は使われることがある。
ふくろう商店街については、江戸時代からの商家が並ぶ「岩村町本通り」がモデル。
岩村町本通りは、脚本家の北川悦吏子さんの思い入れのある場所。
でした。
『半分、青い。』、主演の永野芽郁さんのキャラクターで、朝に相応しい清々しいドラマになると期待しています。思い入れのあるシーンを尋ねあるく際のご参考になれば幸いです。
ご覧くださり、ありがとうございました。



コメント
初めまして!東濃地区住人です!地元が舞台とはうれしいです!
ただ「東美濃」は馴染みがなくてご当地ナンバー問題で荒れてます…
だから「東美濃の舞台は『東濃』」として、もっと知名度が上がってくれるとうれしいです。
女城主の岩村城。ユニークな列車が走る明智鉄道。大正村。明智光秀の出生地(イメージ良くない?笑)など、近所は見所いろいろありますので、是非巡礼にお越しください!
きっこりさん、こんにちは。
すっかりお返事が遅くなってしまい、たいへん失礼いたしました。
現地・東濃にお住まいとのこと、貴重な情報をありがとうございます。
そうでしたか、東美濃という呼び方はあまり盛り上がっていないのですね。
一部の人たちだけが旗を振っている、という感じなのでしょうか。
岩村城、明智鉄道とも存じませんでした。
ドラマを見ていると、もう少し地元の風景がクローズアップされてもよいような気もしています。これからなのかな・・・
巡礼の方で盛り上がるとよいですね!