バイオハザードってどんな意味か知ってます?
映画・ゲームで聞いたことがあるけど、タイトル用につくった造語じゃなくて、医療の世界での意味がちゃんとあるんですって。
自分、無知過ぎました・・・恥
でも、ここに来てくれたあなたも、もしかしたら同じ?
バイオ・ハザード
なんかかっちょいい!
ヤバそうな感じでワクワク♪
考えた人冴えてる!
くらいで済ませていたのでは?
大丈夫、この記事では以下、バイオハザードの意味は何か、について私が調べたことを書いてます。
人には言えないけど私と同じレベルだった方、こっそり読んで確認してください・笑
バイオハザードの意味は「生物災害」
最初から結論書いちゃいますが、バイオハザードは「生物災害」と訳される。
災害の一種なんですね。
英語で書くと biohazard。
biological hazardをひっつめて単語にした感じです。
バイオハザードは具体的にはどういうこと?
たとえばバイオテクノロジーの実験室や医療機関などから、ウィルスなどに感染した廃棄物が漏れ出したらヤバいですよね。
未知のウィルスは環境にどんな影響を与えるか予想もつかないし、既知のウィルスには最恐なやつがいろいろあります。両方とも厳重の上にも厳重に管理していただきたいものですが、これが何らかの要因で環境中に出てしまうと・・・災害レベルの甚大な影響を引き起こすことがある。
すぐ思いつく具体例としては、生態系の破壊や感染症が挙げられます。
映画『バイオハザード』にみる生物災害
以上をふまえると、ミラ・ジョヴォヴィッチ扮するアリスが活躍する『バイオハザード』は、まさにこれを地で行く巨大生物災害であることがわかります。
アンブレラ社で極秘に開発されていた生物兵器が研究室から漏れ出し、人間をはじめとする生物が次々に感染。地球上の生態系をすっかり塗り替えてゾンビだらけにしてしまいます。
映画の内容的に深く言えば、ほかにもクローンとかいろいろあるわけですが、ここでは映画の内容についてはいいでしょう。
とにかく『バイオハザード』は、まさにバイオハザード(生物災害)の映画だったわけです。
バイオハザードマークの意味
映画の中で使われている印象的なマークがあります。
☣
デザインが妙にかっこよくて、ちょっとまがまがしい。
映画の雰囲気にぴったりです。
なのであのマークも、映画のためにデザインを起こしたのかと思っていました。
でもあのマークもバイオハザード同様、実際に使われているものでした。
決められた病原体などを取扱う施設では、その実験室と保管室の出入口に、バイオハザードマークを表示しなければならないそうです。まさにアレが貼ってある。
さらに病原体を輸送する際の容器にも、表示が義務付けられています。
色によるシステマティックな分類も定められていて、
- 赤は血液などの液状のもの、または泥状のもの
- 橙色は固形状のもの。例えば血液がついたガーゼとか
- 黄色は注射針などの鋭利なもの
と定められています。
マークはユニコードでも定義されています。上で表示しているマークはフォントとして出しています。
アンブレラ社の意味
余談ですが、アリスの敵役であるアンブレラの意味をちょっとだけ。
アンブレラは傘を意味しますが、この社名は“人類を庇護する傘になる”、というコンセプトから。
表向きは製薬会社なので「人間の健康を守る」というポーズですが、超ヤバい生物兵器を開発している。
生物兵器のアンブレラはどこか核の傘にも似て、不毛な感じがしますね。
バイオハザードの意味まとめ
以上、簡単ですがバイオハザードの意味についてでした。
軽く振り返ると、
- バイオハザードは映画向けの造語ではなく、現実に使われている用語
- 日本語では生物災害と訳されている
- 実験室や医療機関などから、厳重に保管すべきウィルスが漏れ出して引き起こされる惨事を想定
- 映画に出てくるマークも現実に使われている
といったところです。
厳密な意味・定義については、誤った記述があるかも知れません。
専門家ではないので、恐れ入りますがその点はご了承ください。
ご指摘くだされば幸いです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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