冷凍野菜はとっても便利。
必要な時に必要なだけ使うことができ、保存も利きます。
だけど安全性や、栄養価が落ちていないか、気になりますよね。
特にお子さんに食べさせようとする時はなおさらです。
「身体にいいと思って食べさせた冷凍野菜が、実は毒になっていた」
なんてことになっては、目も当てられません。
そんな心配から、国産の冷凍野菜を探すお母さんたちも多いでしょう。
ここでは、冷凍野菜の安全性や栄養価についてもふれながら、
私がおすすめの冷凍野菜の買い方、
そして実際に、国産のおすすめの冷凍野菜をいくつかご紹介します。
安全・安心に冷凍野菜を使いたいと思っているあなたのお役に立てれば幸いです。
冷凍野菜は便利〜メリットまとめ
冷凍野菜は働くお母さんや、一人暮らしにとって強い味方です。
調理のしやすさ、家計面ともにメリットだらけ。
- 冷凍野菜は保存がきく
- 値段の変動が少ない
- 安い時にまとめ買いすれば家計にプラス
- 調理の時間が短くて済む
- 量を調整しやすい
- 食材の旨味が増す場合も
ただ、気がかりなのが安全面。
特に中国産の冷凍食品は管理がずさんというイメージが定着しています。
危険なものは、いくらメリットがあったとしても食べたくないですよね。
なので冷凍野菜も国産がいいな、と思ってしまうわけです。
国産の冷凍野菜はどこで買う?
ひと口に「国産の冷凍野菜」と言っても、加工が国内で原材料は海外から、という場合もあります。
これではちょっと不安なので、日本国内で栽培された野菜を原材料として使用しているものを探すことになるでしょう。
ですが、同じメーカー・同じブランドの冷凍野菜であっても、コーンとジャガイモ、ブロッコリーとホウレンソウで、原産地が違う場合は多々あります。ジャガイモが国産だったとしても、ほかのものはタイや台湾などということもある。
結果として私は、欲しい国産の冷凍野菜を種類ごとにピンポイントで検索し、まとめ買いするのが一番よいと考えています。(具体的な例は記事の下のほうにつけています。)
生活協同組合の冷凍野菜は原産地を確認して
実際の店舗の場合、国産の冷凍野菜を買おうと思うと、まず生協が思い浮かびます。
確かに生協には、国内産原材料を使った冷凍野菜が多い印象。
原産地が表示してありますので、個々に確認して購入しましょう。
業務スーパーの冷凍野菜は中国が多い
冷凍野菜を購入できる店として思い浮かぶのが「業務スーパー」。
神戸物産が手がけるフランチャイズです。
みなさんのお近くにもありますか?
業務スーパーの冷凍野菜はごぼう、枝豆、ブロッコリー、さといも、しいたけ等々、種類が多く、買いやすい値段が魅力です。ただし、現状では中国産が多い印象です。
さしあたり、これを読んでくださっているみなさんのニーズには合わないのかも知れません。
冷凍野菜の通販は?
国産の冷凍野菜を探すのに効率がよいのは、すでに書いたように、ネットで探す方法だと私は思っています。
通販モールで「さといも 冷凍 国産」などと検索すれば、すぐに見つけることができます。
ただし、加工のみが国内の場合もあります。原材料の産地を確認することをお忘れなく。
国産の冷凍野菜の安全性
国産の冷凍野菜はこうして買うことができますが、注意点もあります。
それは、国産だからと言って安全だとは限らないということ。
一定の食品基準があるので、確かに安心感はあります。でも、買う前に自分で吟味してみることは必要でしょう。
逆に中国産など、海外産だからといって危険だとも限らない、ということもあります。
これまで危険な食品の報道が何度もなされてきましたので、中国産食品のイメージは確かによくないです。
でもかつてよりは安全管理も進化しており、メーカーの品質管理スキルも高まっているはず。中国産・海外産=粗悪という単純な図式でいると、かえって損かも知れません。
冷凍食品の安全性をはかるポイントのひとつは添加物。
以下の添加物を大量に摂取すると危険という指摘をする人もいます。
- 亜硝酸ナトリウム
- グリシン
- アスパルテーム
- タール色素
- グルタミン酸ナトリウム
ですが冷凍野菜の場合は、そもそも保存料が不要なケースが多く、食品添加物は全般的に少ない傾向にあります。
こだわる方は無農薬・有機栽培がよいと言うかも知れません。
しかし価格に跳ね返ることもありますし、虫の混入等のリスクとのバランスも考える必要があります。
冷凍野菜の栄養価
冷凍野菜でもうひとつ心配なのは、栄養面。
冷凍することで、生野菜の栄養が落ちてしまうのではないでしょうか?
確かに野菜に含まれている酵素は、長時間保存されると減って行きます。
ですが、冷凍することによって増える栄養素もたくさんある。
ブロッコリーや小松菜などはビタミンCが増えますし、
ニンジンのβカロテンは倍増、ポリフェノールも増え、
きのこはグルタミン酸が増え、うまみが増して行きます。
現在の冷凍技術は洗練されているため、鮮度や栄養素をかなり保つことができ、さらに栄養面ではプラスになることもけっこう多いというのが現在の常識のようです。
全ての野菜を冷凍でとることはできませんが、安全な冷凍食品を選べば、積極的に利用してよいと私は考えています。
おすすめの冷凍野菜
あくまで私個人のお勧めですが、ご参考までにいくつか、通販で買える国産の冷凍野菜をご紹介します。
国産のミックスベジタブル
国産の冷凍ごぼう
国産の冷凍さといも
国産の冷凍ほうれん草
国産の冷凍野菜まとめ
以上、国産の冷凍野菜について書いてきました。
国産の冷凍野菜を入手するには通販が便利、というのが私の考えです。
実店舗では、生協には国産の冷凍野菜が多いイメージ。
冷凍野菜が有名な業務スーパーは、ほぼ中国製です(現状)。
冷凍野菜でも特に国産にこだわる方は、やはり安全面が気になるのだと思います。
この点では、まず原材料の野菜が国産か、外国産かを確認することが大切。
他方、国産=安全、外国産=危険という図式を固く信じすぎないことも大切かなと思っています。
私はあくまで一般の個人なので、ご紹介したものを買う場合には、あくまでご自身の責任でお願いします。
ただ、冷凍野菜はかなりメリットが大きいとも思っているので、皆さんが冷凍野菜を活用するきっかけになれば嬉しいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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