エスワティニという国が新たに誕生します。
正確にはこれまでスワジランドという国でしたが、国王が国名を変更すると表明したのです。
ここではこのエスワティニについて、
- 国名を変更するのはいつからなのか?
- エスワティニの場所はどこなのか?
- なぜスワジランドから国名を変更するのか?
などについて情報を集めました。
エスワティニの国名変更はいつから
エスワティニの国名変更が発表されたのは2018年の4月19日。
国王が自らの誕生日と独立50周年を祝う式典の際でした。
国王が行政権や立法権を持っているそうですから、おそらく即日、変更された模様です。
つまり、エスワティニは2018年4月19日から。
正式にはエスワティニ王国(Kingdom of eSwatini)。
エスワティニの意味は?
とは行ってもこのエスワティニ。意味を確認したところこれまでの通称である「スワジランド」という英語をスワジ語で言い換えたものだそうです。
国王自身も、これまでも時折エスワティニと呼んでいたとか。
エスワティニの場所はどこ?
エスワティニ王国(旧スワジランド)はアフリカ大陸の南端近くにあり、南アフリカ共和国の東部に位置しています。地図で示すと場所はこちら。
グーグルマップ
アフリカ南部の王国スワジランドの国王ムスワティ3世は19日、自身の誕生日と独立50年を祝う式典で、
エスワティニが国名を変更した理由
今回の国名の変更の理由について、報じられているところを確認すると、英国領だった時代につけられた「スワジランド」という国名には国民の反感も強かった模様。
理解できる話です。
また、スイスと間違われることもあったといいます。スイスは英語で書くと「Switzerland」。確かにちょっと似ていますね。
エスワティニはどんな国?
前述したとおり、エスワティニには国王がいます。
そして大きな権力を持っているのが特徴。
現在では珍しい絶対君主制にかなり近い状況だといいます。
国王であるムスワティ3世には奥さんが15人いるなど、暮らしぶりにも権力の強さがうかがわれる一方、国全体としてみると大きな問題を抱えており、例えば失業率が25%超、エイズウイルスに三割近くの大人が感染している。
このため民主化への根強い動きがあります。
国土を見ると大自然の保護区があり、自然保護区やフラネ国立公園にはライオン、カバ、ゾウなどアフリカを代表するような野生生物が見られます。
スワジとは?
スワジとうのは民族を示す名前で、古くはバントゥー系、ズールー族から分かれてこの知に居住する人々を指しています。父権的な大家族で、年を経たものが偉いという古くからの固有が守られています。
人数は約50万人と考えられています。
エスワティニ国名変更まとめ
以上、スワジランドから国名を変更したエスワティニについて、ごく簡単にご案内しました。
今回の国名変更が日本にどのような影響があるのかはわかりませんが、スワジランドという名前はこれまでも何度か耳にしたことがあります。これからはエスワティニが使われて行くと思うので、気をつけたいと思います。
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