朝ドラ『半分、青い。』、お茶の間の人気を
順調に伸ばしているようです。
永野芽郁ちゃんが可愛いですよね。
でも、ちょっと気になるのが「ふぎょぎょ」。
ことあるごとに繰り返し登場してますが、
ほんとのところあの「ふぎょぎょ」、
みんなどう思ってるんでしょうか?
ここではふぎょぎょの意味を深堀りし、
みんなの反応も集めてみました。
北川悦吏子さんの狙いは、
はたしてみんなに受入れられるのでしょうか?
「ふぎょぎょ」の意味
主人公の鈴愛(すずめ)は、岐阜県出身。
東美濃市梟(ふくろう)町出身です。
*架空の地名です。
郷土愛に満ちていて、東京に出てからも、
方言を隠そうとはしません。
そもそもそういう発想すら持っていない。
そんな鈴愛が「やってまった」と共に連発するのが
「ふぎょぎょ」。
その意味は、ぶっちゃけて言えば
「じぇじぇじぇ」です・笑
ちょっとびっくりした時、予想外のことが起きた時
などに使う。
標準語で言えば「ええ〜っ?」
今風に言えば「まじ?」
みたいな感じでしょう。
あ、ちなみに「やってまった」は
「しまった」という意味です。
「ふぎょぎょ」の言外の意味とは?
一方、言葉には“言外の意味”というものがあります。
言葉そのものが示す意味ではなくて、
その言葉が話される状況によって出てくる意味、ですね。
ちょっと難しいでしょうか?
例を挙げてみます。
「いま何時?」
と聞かれれば、直接的には、時間を知りたいのだな
と理解するのが普通。
ですが、例えばそれが初デートで、
何となく盛り上がらない。
そんな状況で、相手から「いま何時?」と
聞かれたらどう感じるでしょう?
「退屈だな」
「早く帰りたいな」
などと受け取ってしまうかも知れませんよね。
「ふぎょぎょ」があざとい?
鈴愛や律が「ふぎょぎょ」と言う場合、
そこには言外の意味はありません。
ほんとうに驚いている。
「え? ほんと?」
みたいに。
ところが、見ている私たちは、
それ以上の意味を感じてしまうんですね。
ふぎょぎょ?
流行らせるつもりなんだな。
確かに鈴愛が言うと可愛いぞ♪
あるいは、
じぇじぇじぇに似てない?
てか、ほぼパクリ?
そういや流行語大賞とったね「じぇじぇじぇ」は。
と、まあ、こんな具合です。
ドラマのストーリーを超えた“言外の意味”が、
見え隠れするんですね。
人によっては「あざとい」と感じる場合もあるかも。
ちなみに「ふぎょぎょ」は岐阜の方言ではなく、
『半分、青い。』の脚本家・北川悦吏子さんの創作。
北川さんは「チャラ男」という言葉を
広めた張本人だそうです。
詳しくはこちらで ↓

「ふぎょぎょ」のみんなの反応
この「ふぎょぎょ」、正直、みなさんは
どう思っているのでしょう
#半分青い 「じぇじぇじぇ」のように流行らせようとした「ふぎょぎょ」は流行りそうもない。
「主人公が胎児から登場」だから何?
宮藤官九郎と北川悦吏子では能力差がありすぎるのだから、あまちゃんのような「正の伝説」になるのは諦め、純と愛のような「負の伝説」を目指すべき。#半分青い反省会— あのにのに (@anonymous_umin) June 6, 2018
手厳しい見方もありますね。
ふぎょぎょ。が流行る気配すらないな
— しん (@N48247354) June 6, 2018
暑かった~
最近のNHKドラマ・・「ふぎょぎょ!?」が多いな~(笑)— こがねもち (@kogane221) June 4, 2018
地元の方は複雑な思いで見ているのかも?
「ふぎょぎょ」がTwitter内で使われてるの見るとイラッとする。
ドラマ内でもだけど。— とあ_(:3 」∠ )_風邪っぴき (@maruipura) June 5, 2018
一方、すでに自分の語彙として
使っていらっしゃる方もいます。
なるほどなご意見。
友人の店が「半分、青い。」のポスターを(自治体からの依頼で)貼ってるんだけど、他地方から訪れたお客さんに「ふぎょぎょ!ってこの辺のひと皆言うの?」と聞かれてるとかで、「じぇじぇじぇ」大流行当時、岩手の人もこれを味わったんだろうなと
— ぬえ (@yosinotennin) May 29, 2018
「ふぎょぎょ」じゃなくて「ぎょぎょ」だったらさかなクン。
— kuina. (@kuina) May 31, 2018
おわりに
以上、簡単ですが朝ドラ『半分、青い。』の
「ふぎょぎょ」についてまとめました。
意味は「ええっ?」的な感嘆句。
でも流行させようという意図がちょっと見え隠れ。
地元地域の方の違和感をはじめ、
一般的な賛否はあるようです。
一方でドラマそのものの面白さと
永野芽郁さんの愛されキャラもあって、
『半分、青い。』は人気朝ドラになりそう。
ドラマの浸透とともに、「ふぎょぎょ」も
市民権を得るかも知れませんね。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。



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