『まんぷく』主題歌『あなたとトゥラッタッタ♪』の歌詞の意味、違和感の正体は?

朝ドラ『まんぷく』の主題歌あなたとトゥラッタッタ♪』、みなさんどうお感じですか?

楽曲を提供しているのはあのドリカムということで、おおむね高い評価が多いようです。
でもわたし、正直いうとちょっとだけ違和感があるんですよね。

トゥラッタッタって言うほど、曲が明るくないじゃん?」みたいな。

ディスりたいわけではないんですが、この違和感の正体は何なのか? ちょっと気になってます。

というわけで今回は『あなたとトゥラッタッタ』の歌詞の意味を深堀りしながら、その理由を自分なりに考えてみました。

『まんぷく』の主題歌好きだけど、なんかちょっとだけ引っかかるなぁ、なんて方にご覧いただけたらと思います。

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朝ドラ『まんぷく』と、主題歌『あなたとトゥラッタッタ』

朝ドラ『まんぷく』の見どころ

『まんぷく』は2018年下期のNHK朝ドラで、後にチキンラーメンやカップ麺を発明する夫婦の物語。安藤サクラさん演じるヒロイン今井福子は、幾多の困難を乗り越えながら偉業をなす立花萬平(演・長谷川博己)の女房です。

この設定からしてドラマの見どころは、七転び八起きの萬平を支える妻・福子の、明るくも愛情に満ちた献身の人生。朝ドラとしては王道の展開が期待できます・・・やっぱり朝ドラは安心して見ていたい・笑

で、タイトルの『まんぷく』は、萬平+福子の「萬福」であると同時に、インスタントラーメンで「満腹」、二人一緒の人生で「万福」みたいな意味をかけてあるんじゃないかと(勝手に)思っています。

で、主題歌『あなたとトゥラッタッタ』の歌詞も、この内容に完全に呼応したものになっているように思われます。

『あなたとトゥラッタッタ』の歌詞の意味

歌詞そのものは大人の事情で掲載できないのですが(すいません)、順を追って見ていくと次のような内容になると思います。

あなた(萬平)が背中をまるめてしょんぼりしている時も、
あたし(福子)はその悲しみを一緒に引き受ける。
あなたと一緒なら“トゥラッタッタ”だ。

夢ばかり見ていて心ここに在らず、少しも現実を顧みないあなた。
だけどあたしははそんなあなたとずっと一緒。
って、あたしてすごいかも?
でもあなたと一緒だから“トゥラッタッタ”なんだ。

一緒にいれば幸せ、一緒にいるから幸せ。
きっとどんなことでも乗り越えていける。

我ながら乱暴すぎますが、ざっくり言ってしまえばこんな感じだと思います。

要は、人生の悲喜こもごも・晴れてる時も雨の時も、いっしょにいればトゥラッタッタ♪ってことですよね。

こうしてみるとトゥラッタッタは、「幸せ」と言い換えてもいいのかも知れない。

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語感に共振するトゥラッタッタ

ただ、トゥラッタッタそのものに明確な意味は無く、これは擬態語?みたいなもの。

話はちょっと時代をさかのぼりますが、その昔「ルンルン」という言葉が流行ったことがありました。
楽しい気分を表す擬態語で、「春になってルンルン気分」みたいな使い方をします。
すっかり死後ですが、今でもおじさんがうっかり口を滑らせます。でも意味は伝わります。

ほかにも、フィーバーは英語で熱狂の意味ですが、熱狂と言わずにフィーバーという時には、やはりこの語感、音の響きに気持ちや体を共鳴させやすいからでしょう。(これも今では“一部の人”しか使わないかもですね)

トゥラッタッタ♪も、このような感覚的な言葉です。
なんとなく弾んでいる感じが伝わってきます。

広々とした青空の下、こぼれるような笑顔でスキップする安藤サクラさん・・・私のイメージですが。

でも曲がトゥラッタッタしていない?

この『あなたとトゥラッタッタ』は、朝ドラの初回に初めてお披露目されるよりも先に、歌詞が公開されていました。けっこう異例のことなんじゃないかと思いますが、ドラマに先行してドリカムのHPに出ていたんです。

その歌詞を見た直後、『あなたとトゥラッタッタ』の私のイメージは、上に書いた安藤サクラさんのスキップで完成されてしまいました。

ところが、いざ朝ドラが放送され、曲を聴いてみると、思っていたほど曲が明るくない。そんなに“トゥラッタッタ”してない。

曲はマーチ風なんですが、安藤さんはあんまり弾んでいません。
むしろ時に重々しく大地を踏みしめて、まるで関取のようにしっかりした足取りで歩を進めていたりもする。

このトゥラッタッタ、意外に重いぞ!

というのが私の、曲を聴いた印象です。

トゥラッタッタの重さはどこからくるのか?

もちろんこれは私個人が受けた印象なので、みなさんとは違っているかも知れないです。

ただ、ドリカムならばもっと爽やかに、のびのある歌声でトゥラッタッタを表現することもできたはず。
なのになぜそうしなかったのかな?とも思うわけです。 どちらかといえば曲調は終始抑え気味。吉田さんの空まで突き抜けそうな声を聞くことは、最後までできません。

まだ楽曲の全体が公開されていないので、後々わかってくることもあるのかも知れませんが、朝ドラで流されている限りでは、私が勝手にイメージしていたような“トゥラッタッタ感”は、十分に表現されていない・・・ということは、私のトゥラッタッタの理解が間違ってるのかも?

「あなたとトゥラッタッタ」という決意

で、何回か曲を聴きながら歌詞を読み返すうちに浮かんできたのは、

「あなたとトゥラッタッタ」は、全体としては決心みたいなことを歌っているのではないか?

という考え。

上のほうでも書きましたが、『あなたとトゥラッタッタ』の歌詞は、あなたと一緒にいればどんなことでも乗り越えられる・幸せに変えられる、という内容(だと思います)。
だけど、現実にはこれって、言うほど簡単じゃないですよね。

夫婦だってもとは別の人間。それまで全く違う人生を歩んできた者同士が、いわば偶然出会って、何十年か一緒に過ごすことになる。途中でうまくいかなくなることだって、たくさんあります。困難な状況につきあたったりすればなおのこと、齟齬も起きやすい。

だから「あなたとトゥラッタッタ」っていうのは、「一緒にいれば幸せ」という絵に描いたような理想の状況を表していわけではなく、「一緒に幸せに変えてやるぞ」「ともに乗り越えてみせる」みたいな、福子の決意を表しているんじゃないか、と思い始めました。

それを感じるのが、曲の最後の部分。

もらい泣き、もらい笑い、もらい怒り、もらいっ恥じ どんと来い!
晴天も曇天も霹靂も さあ あなたとトゥラッタッタ♪

「どんと来い」はまさに覚悟、決心ですよね。

「さあ あなたとトゥラッタッタ♪」からは、目の前に広がる荒れ野を前にして、萬平の傍に立つ福子の姿が思い浮かびます。安藤さんが目をキラキラさせながら、この先の荒波をどうやってこの人と乗り切っていこうか、という気概みたいなものが伝わってくる、、、ような気がします(個人の感想です)。

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『あなたとトゥラッタッタ』の歌詞の意味まとめ

というわけで、トゥラッタッタを単に「一緒にいれば幸せ」と捉えてしまうと、曲の方が重すぎる気がする。

でも「一緒に幸せに変えてみせる!」という意味を重ねると、なかなかいい感じに聞こえてくる、というのが私のたどりついた理解です。

後半の歌詞に最初から注目していれば、とりたてて書くほどのことでもなかったのかも知れません。
あるいは、私がここに書いたのとは全く別な理解も成り立つのかも知れません。

いずれにしても“トゥラッタッタ”は一種の伏字のはたらきもしているので、聞く人によっていろいろな感情の寄せ方ができるのも、この曲のいい点かも知れないですね。
私の理解にも何か面白いと感じていただける点があれば嬉しいです。

もしここまで読んでくださった方がいらっしゃったらお礼いたします。
どうもありがとうございました。

ドラマは見ていくつもりなので、また何か気づいたり考えが変わったら書き加えたいと思います。

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