平手友梨奈さんが仙腸関節不安定症のため、しばらく治療に専念する、と発表がありました。
平手さんは欅坂46のデビュー以来、一貫してセンターをつとめてきた、いわばグループの屋台骨。
紅白出場を控えたこのタイミングでのリタイアと聞くと、よほど具合がよくないのでしょう。
そもそも、原因のひとつとして報じられている「仙腸関節不安定症」とはどんな状態なのか?
何が原因で、どんな痛みがあるのか?
治療法はあるのか?
など、気になることがいっぱいです。
というわけで、てち寄りの欅坂箱推しの自分が調べた結果をシェアします.
*整体師とかの専門家ではなく、あくまで素人が調べたまとめです。
平手友梨奈が仙腸関節不安定症などで活動休止!
平手友梨奈さんのパフォーマンスにはかなり波があることが、ファンの間では知られています。
時に鬼気迫るパフォーマンスをみせて観衆を圧倒したかと思うと、翌日にはフラフラと覇気のない動きをしたりする。
この点、先日もプロデューサーの秋元康さんが「平手はそのときどきでできる限りをやっている」みたいな発言をしていました。
今回の治療専念の告知は、この「できる限り」の意味を具体的に表したものと理解できます。
要するに、てっちゃっん身体ボロボロだった、ていう話。
- 腰部打撲・左仙腸関節捻挫
- 仙腸関節不安定症
- 両手関節捻挫
- 遠位橈尺関節痛
痛々しいと同時に、さすが平手友梨奈だな、とも思わされます。
12月21日に公式サイトで発表された告知は次のとおり。
この度、以前から身体の調子が優れない状態が続き、改めて精密検査を受けたところ、腰部打撲・左仙腸関節捻挫による仙腸関節不安定症、両手関節捻挫による遠位橈尺関節痛の診断を受けました。
現在、ダンスパフォーマンスが出来ない状況でもあり、しばらく治療に専念する事にいたしました。
一刻も早く万全の状態で欅坂46としての活動を再開できるように努めてまいります。
なお、一部のダンスパフォーマンスを伴わない活動に関しましては、無理のない範囲で続けさせていただきます。
ファンの皆さま、関係者の皆さまにはご心配、ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。欅坂46運営委員会
仙腸関節不安定症とは?
打撲、捻挫はイメージできますが、部位が問題。
仙腸関節ってどこなんだよ、という話。
骨盤らしいのですが、よくわかりません。
そもそも骨盤ってどうなってるんだっけ?
ということで、まず仙骨と腸骨がどこか確認しました。
画像出典:http://www.pip-club.com/enjoy/pelviscare/pelvis.html
背骨の輪っかが繋がって下のほうにいくと、骨盤に繋がっています。
骨盤そのものは、ざっくりハート形みたいな形をしているんだけど、そのハートは中央の仙骨と、左右の腸骨とよばれるパーツでできている。
骨盤ってひとつじゃないんですね。頭蓋骨もそうだけど、複数のパーツでできているんです。
骨盤は立体的に把握しないとよく理解できないのもわかりにくい点。
斜め前、斜め後から仙腸関節を確認しましょう。
画像出典:http://www.pip-club.com/enjoy/pelviscare/pelvis.html
中央の仙骨と、左側の腸骨のつなぎめがどうやら不安定になっている、みたいです。
これって、大ごとですよね。
仙腸関節不安定症の原因は
大きな骨ですし、腰ですから、程度によってはかなり大きな影響がありそうです。
上でも書きましたが、この年末のパフォーマンスを休むというのですから、かなり酷いのでしょう。
公式発表によれば仙腸関節不安定症の原因は「腰部打撲」「左仙腸関節捻挫」。
腰打って、仙骨と腸骨の間が捻挫してる、という話。
ファンの中には、「あーね」って感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
平手さんのパフォーマンスは全力投球。
これまでの楽曲が扱ってきたテーマのせいもあって、倒れるパフォーマンスも多かったし、そういうときてっちゃんはマジで倒れてた。
『不協和音』の時なんて、たおれこんで床に頭をぶつける音が「ゴツッ!」とマイクに入ってたりするんですよね。
ヒヤヒヤしてましたが、そういう体当たりのパフォーマンスがついに表面化してしまった、ということかな、と思います。
自分の身体を痛めつけながらやってきた。文字通り、命削ってやってきたと思うと泣けてきます。
仙腸関節は「関節」と名付けられてますが、肘や膝みたいにぐいぐい動くわけではありません。
ほとんど固定されていて、骨と骨の間にあるクッションみたいなイメージでいいのかな、と自分は理解しています。
でも衝撃を受けたりして、無理に動いてしまうと痛めてしまう。
仙腸関節は骨盤にある外側の腸骨と中心にある仙骨とを結ぶ関節で左右1つずつあります。この関節は強靭な靭帯により結合され、わずか3-5mmしか動かないと言われています。
しかしこの関節に強い力、例えば尻餅をついたり、前かがみで重いものを持つことにより靭帯を損傷すると、その後より腰痛を含め様々な症状が出てくると考えられています。その理由として靭帯は血流が少なく一度損傷(伸びることをイメージしてください)すると、血流が豊かな筋肉、骨などとは異なり回復が難しいと考えられます。その後仙腸関節が必要以上に不安定に動くことにより状態が悪くなると考えられます。*出典:骨盤(仙腸関節)の治療 | 診療メニュー | いでの整形外科・リウマチ科クリニック https://ideno-seikei.com/menu/sacroiliac/
仙腸関節不安定症の症状は?
で、具体的にはどんな症状が出てくるのでしょうか?
上で文章を引用させていただいたクリニックさんによると、単に痛いだけじゃなくて、しびれが生じる可能性がある。
さらに影響が全身に及ぶ、みたいなことも書かれています。
症状としては臀部痛、下肢のしびれ・痛み以外に重要な事として、傷んだ側(右なら右側)の全身の関節や筋肉のが固くなることが考えられます。*出典:骨盤(仙腸関節)の治療 | 診療メニュー | いでの整形外科・リウマチ科クリニック https://ideno-seikei.com/menu/sacroiliac/
かなり心配ですよね。
仙腸関節不安定症の治療方法は?
治療法にはどのような方法があるんでしょうか?
その期間は?
スポーツをしている人はよく知っているかも知れませんが、靭帯を痛めるとけっこう長引きます。
羽生選手も足首の靭帯で、全日本欠場になりましたね。しかもしばしば影響が出ているようで、持病みたいになっています。
平手さんの状態がわからないので、なんとも言えませんが、長いこと放置していたとすると、治療も長引く可能性も覚悟しなければならないのかも知れません。
仙腸関節の治療は、安静と鎮痛、ゴムベルトなどによる骨盤の固定などの方法があるようです。
外科的には次のような方法がとられる場合もあるそうです。
*出典:仙腸関節障害について|日本仙腸関節研究会 https://www.sentyo-kansetsu.com/jp/sacroiliacjoint.php
おわりに
以上、ごくざっくりとですが、平手友梨奈さんがなってしまったという仙腸関節不安定症について、わかる範囲でまとめてみました。繰り返しますが私は一般の単なるファンなので、専門的な医療知識はありません。自分で理解できる範囲で正しい情報をまとめたつもりですが、専門家の方からするとおかしな記述もあるかと思います。そのつもりでご理解ください。

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