朝ドラ『エール』の主人公・古山裕一が生まれ育つ呉服店にはモデルがあり、名前を喜多三呉服店といいます。
その喜多三呉服店がどんな店だったのか、画像を探しました。
また、場所や行き方を確認しました。
情報を集めているなかで面白いものも見つかったので、合わせてご紹介します。
古山裕一の生家のモデルは喜多三(きたさん)呉服店
こんにちは、朝ドラ好きのクエリです。
視聴歴は10年で、『ゲゲゲの女房』くらいから。『エール』は『まんぷく』みたいな夫婦ものということで、楽しみにしています。
『エール』の主人公・古山裕一のモデルは、作曲家の古関裕而さん。
上にも書きましたが、古関さんの実家も呉服店でした。
喜多三(きたさん)呉服店と言って、福島市有数の老舗だったそうです。
裕福なご家庭に育ったのですね。
番頭、小僧が十数人。明治末期に、東北には仙台に次いで二台めというナショナル金銭登録機をでんと店頭に備え付け、市内有数の老舗として繁盛していた。
(鐘よ鳴り響け~古関裕而自伝より)
*出典:古関裕而 ゆかりの地 「生誕の地」 記念碑 http://www.kosekiyuji-kinenkan.jp/fukushima/yukari-04.html
喜多三呉服店(古山裕一の生家のモデル)の画像
喜多三呉服店はいまはもうありません。
在りし日の姿をこちらの写真でうかがい知ることができます。
*出典:古関裕而ゆかりの地 記念碑 http://www.kosekiyuji-kinenkan.jp/fukushima/yukari-04.html
かなり立派なたたずまいですよね。
この写真は福島市古関裕而記念館が掲載しているものの引用です。信ぴょう性は間違いないでしょう。
明治43年頃、と注釈があります。
喜多三(古関裕而の生家呉服店)の場所は地図でどこ?
喜多三呉服店があった場所には、今は記念碑が建てられています。
ストリートビューで確認してみましょう。
記念碑の所在地は福島県福島市大町4-4
場所を地図で示すとここです。
喜多三呉服店跡への行き方
喜多三呉服店のあった場所は、福島駅から歩いて12分くらいです。
S-PALの方から東口に降りて、そのまま駅前通りを歩いて、まっすぐレンガ通りへ入っていきます。日銀の福島支店をすぎて秋田銀行の角が見えたらもう少し。進行方向右側にありますので、見逃さないように注意してください。
車で行く場合には、国道13号線を基本に、秋田銀行周辺でコインパーキングを探すことになるでしょう。
喜多三呉服店の新聞広告を発見!
最近、このの新聞広告が発見された、と地元の新聞で話題になっていました。
*画像出典:福島民報 https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019040862089
「6月21日から27日まで、脱線ドン底大安売りしそうろう」
などとあるのがわかりますね。
今も昔も、広告のコピーはそれほど変わっていないようです。
福島市出身の作曲家、故古関裕而さんと妻の故金子(きんこ)さんを主人公にしたNHK連続テレビ小説の放送決定が話題となる中、古関さんの生家が営んでいた呉服店「喜多三」の大正時代の新聞広告が見つかった。
*出典:新聞広告見つかる 古関裕而さん生家営む呉服店 | 福島民報 https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019040862089
喜多三呉服店(古山裕一の生家のモデル)画像と場所はどこ?〜まとめ
以上、簡単ですが、朝ドラ『エール』の主人公・古山裕一の生家の呉服店のモデル・喜多三(きたさん)についての情報でした。
古関裕而さんはかなり豊かな環境で育ったのが伺われます。
ここには書ききれませんでしたが、父親が音楽付きで、当時は珍しい蓄音機を手に入れ、レコードを楽しんでいたそうですよ。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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