木挽町よしやどら焼き、転売したのは誰?プレミアムギフト表参道店とは?

木挽町よしやどら焼きがAmazonで転売され、ニュースになっています。

なんでも、木挽町よしやの店頭で販売されている価格よりもかなりの高額で売られていたもよう。

木挽町よしやの担当者が転売を発見し、驚きとともにtweetしたことで世間に波紋が広がっています。

とりあえず
転売していた業者が誰なのか?
気になりましたので情報を集めました。

 

木挽町よしやのどら焼きが高額転売!

まず話題になっている木挽町よしやですが、こちらは銀座で営業している和菓子店。
創業1922年という老舗です。歌舞伎座の路地裏あって、どら焼きが看板菓子のひとつとなっているようです。

そのどら焼きは本来5個入りで700円。一個140円ですから、良心的な価格設定かと思います。
ところがこれが、手に入りにくいのを見越してか、Amazonで5000円で販売されていたのだそうです。

ニュースでは次のように報じられています。

自身の菓子店で作ったどら焼きが、無断でアマゾン(Amazon)に売られているとして、1922年創業の老舗和菓子店「木挽町よしや」(東京都中央区)が憤りの声を上げている。

(中略)

木挽町よしやの担当者は6月28日、取材に対して、同店のどら焼きがアマゾンで売られているのを、27日午前中に見つけたと話した。特定のキーワードを登録するとメールで知らせてくれる「Googleアラート」を通じて発見。担当者は「ほかのお店とかに卸したことないのに、アマゾンのところに出ていたので驚いて、ツイッターに上げた」と振り返る。

見つけた時の気持ちについて、「買われているお客様に申し訳ない。すごい残念」と落胆。アマゾン側に連絡したが、「お店の名前とかで商標登録はしてないので、商品名にうちの名前が出ているだけでは、取り下げることが難しいのは現状らしい」という。

*出典:全文表示 | 「どら焼き転売」アマゾンで価格7倍に 和菓子店が抗議→商品ページ削除 : J-CASTニュース https://www.j-cast.com/2019/07/01361515.html?p=all

木挽町よしやどら焼き転売 誰?プレミアムギフト表参道店

まず気になったのが、木挽町よしやのどらやきを高額で転売していた業者が誰なのか?ということです。

こちらが木挽町よしやさんの怒りのtweetなのですが、そこに業者の名前が出ていました。

私の環境だと、tweetをクリックして、どら焼きの写真をさらにクリックすると「プレミアムギフト表参道店が販売します」という記載がみてとれます。


*出典:木挽町よしや ・ 甘味よしやさんのツイート: “無断でアマゾンで売られています。 大変憤りを感じています。 当店は、アマゾン、プレミアムギフト表参道店( ←実在するの? )とは関係ありません‼️‼️ 本来5個入¥700-が、¥4980-で売られているなんてひどいです。 大変、困っています。 #拡散希望… https://t.co/jKOf6nJ0tm” https://twitter.com/kobikicho_y/status/1144051133003943937

プレミアムギフト表参道店とは誰なの?

私はアマゾンでものを販売するときの仕組みをよく知らないのですが、この「プレミアムギフト表参道店」という業者さんは、実際に同じ屋号でリアルでもビジネスをしている企業なのか、それとも通販専門、転売専門の個人事業なのか、今は判断できません。情報もありません。

ただ、木挽町よしやさんはこのプレミアムギフト表参道店に実際に注文を出したそうですから、何らかの情報が数日のうちに出てくる可能性もありそうです。

 

問題がいろいろ!

最近、転売の値段については社会的にも注目されていますので、この件はけっこう話題になるかも知れない、と思っています。

まず、転売そのものはこのネット社会でかなり一般的になってきました。中古品を手軽に販売できるアプリもありますし、買う人が高い値段をつけるなら、それはそれでビジネスとして成り立つのかな、という気がします。仮に地方の人がどうしても木挽町よしやさんのどら焼きが欲しい、となった場合、正規の通販ルートがなければ交通費と時間をかけて銀座まで買いに行かなければならない。交通費を合わせれば5000円くらいは超えてしまう場合はあるでしょう。

でも今回は食品ということもあり、言い方はアレですが中古品みたいな転売の仕方をして大丈夫なのかな、という心配はありますよね。

また、お店の側も当然、不愉快でしょう。仮に食中毒にでもなれば、店のイメージにも傷がつきます。

さらに今回はAmazonの対応にも厳しい目が向けられているようです。
木挽町よしやさんが相談したのに、対応がどうもスッキリしたものではなかった。
プラットフォームだけ貸して、あとは売る人と買う人同士で自己責任でやってくれよ、みたいな突き放した姿勢では、この先ビジネスすることは難しくなってくるかも知れません。

みんなの反応(web)

こちらはwebでの反応。
ネットでもいろいろな意見が出されています。

*引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/

転売者が販売出来るようなシステムにしてるアマゾンが悪いでしょ。
アマゾンが責任を取るべき。
連絡先を教えないのはいいとしても、対応がずさん。

食品の転売は食品衛生法で規制してほしい。

自分が働いている和菓子屋でも転売屋がアマゾンで当社の商品を定価の1.5〜2倍の価格で出品してます。
転売屋は注文が入ると当社のオンラインショップに注文をし、差額分を得ています。配送で破損等のトラブルがあると転売屋はメールで当社に対して「先方(アマゾンでの注文者)から破損しているとの連絡が入った。そちらからは一切連絡せず、商品を送り直せ。先方とのやりとりはこちらからする」との事。
お客と当社がやりとりして定価がバレるのを恐れている為、当社から連絡する事を神経質なくらい警戒してました。
注文が入ればオンラインショップで注文するだけなので転売屋は在庫リスクを抱えず、トラブルに関しても損害が一切ないのでかなり美味しい商売です。
一刻も早く法規制が出来ることを望みます。

こんな事が許されて良いわけがない。Amazonは積極的に摘発に協力しても良いだろう。なぜ被害者が自費で買い取るような回りくどい事をさせるのか理解不能。

発送先で食中毒でも起きたら、関係ない店に苦情や保健所から謂れのない調査が入って営業出来なくなる可能性もあるから、こういう対処とマスコミでの発表は大事だな。

もし、この暑さで傷んだものを送られたりしたら本元のお店が受ける悪印象によるダメージが大きい。
チケットなどと同様に転売を規制する必要があると思う。

転売屋はAmazonなどのプラットフォーム側で駆逐するべき。小売価格がある商品や小売店からの転売など、モラルハザードが酷すぎる。オンラインで無許可で勝手に登録できてやりたい放題はプラットフォームが責任を果たしていないので、デジタル課税(制裁金)を課すべきです。

食品もそうだし、物でもそう。
転売屋が、転売目的で購入するおかげで、本当に欲しい人が買えなかったり、それでも欲しいならと泣く泣く転売屋から高額な価格で買うしかなくなる。
食品は、衛生面もあるから、生菓子、生もの、賞味期限が短い物は、個人や食品を扱わない業者に販売させてはいけない。
買ったその日、到着した日に、即売りに出す事を禁じたりするべき。物によるけど、最低で半年から1年位は、売れない様にするべき。

食品に限らず、アマゾンでは人気になって手に入りにくくなったものを高値で転売している例がたくさんあると思う。
高値でも届くならまだマシで、偽物が届いたり、全く届かない(人気商品の架空販売)こともあったので、マーケットプレイスの監視体制を整えて欲しいと思う。どちらの場合にも返金はしてもらったけど、返金さえすれば文句ないでしょ!?って姿勢じゃなくて、同じことが起こらないような対策をお願いしたい。

逃げる可能性もあるから、商品が実際に届いた時点で発表したほうが良かったのでは?いずれにしても、衛生上の問題があるから、厳しく対応をしなければならない。衛生上の問題が発生したら、この店の評判が下がる可能性もある。

 

木挽町よしやのどら焼きを転売したのは誰?〜まとめ

Amazonで買い物をするとき、やはり販売業者さんの評価はちょっと気になります。
そもそも、出店できる条件というか基準ってどうなっているんですかね、、、。

自由にビジネスできるのはいいのですが、まだまだ整備が必要な状況だと考えさせられます。

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