凡夫には凡夫の生き方が〜『黄金の日日』第7話の名言

『黄金の日日』第7話 今井兼久(林隆三)と今井宗久(丹波哲郎) 未分類

天賦の才能に恵まれない凡人は、
長いものに巻かれて生きるしかないのか?

そんな切ない疑問に、
ザコ感漂うキャラが精一杯の
宣戦布告をしています。

でも、それがいい。

アイキャッチ画像出典:『黄金の日々』第7話 より

 

凡夫(平凡な者)の生き方

父上は私のことを凡夫とあざけなさる。

それはその通りでしょう。

しかし天下を変える者の全てが器量人といえば、

それはそうとも限りませぬ。

凡夫には凡夫の執念というものがございますゆえ

出典:大河ドラマ『黄金の日々』第7話 琉球丸難破 より

セリフの背景と解釈

「凡夫は凡夫らしく言うことをきいていればよい」

という今井宗久(丹波哲郎)の叱責に対し、
息子・今井兼久(林隆三)が言い返した言葉。

ザコ感が漂う跳ね返り息子・兼久を、
林隆三が好演している。

器量人と凡夫が対比されているが、
天才は信長、凡人は兼久だ。
宗久は信長に肩入れしている。

信長と比べられては、確かに大抵の人間は
凡夫となってしまうだろう。

そしてこの言葉、ドラマ的に見れば、
負けが決まっているキャラが立てるフラグ
そのものでしかない。

かと言って、ザコキャラが、そのまま
分相応の立場に甘んじていては、
ドラマは面白くならない。
兼久のように反発し、足掻くから物語に
厚みがでる。

翻って現実の自分を省みる。

天才ではない。
ただ、反骨や望みを早々に諦めれば
人生そのものが面白くなくなって
しまうかも知れない。

ザコはザコなりに、あがいていい。
結果とプロセスとは、
それぞれ別の意味がある。
そう思いたい。

『黄金の日々』について

『黄金の日々』はNHKが1978年に放送した大河ドラマ.

主人公の助左は松本幸四郎(現・松本白鸚)、
ヒロインは栗原小巻.

東南アジアを股にかけた貿易商を
主人公に据えた斬新な作品。

当時の堺の様子や、鉄砲をめぐる
情報戦などが描かれるため、
一般的な戦国大河を見るときにも、
ぐっと奥行きを感じられるように
なります。

 

『黄金の日々』を見る方法

『黄金の日々』はNHKオンデマンドで
見られます.

私はU-NEXTを経由して見ています.

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