忘れられない、若き神話の日々〜『黄金の日々』第9話の名言

『黄金の日日』第9話 石川五右衛門(根津甚八) 未分類

人生において、最も充実した
濃密な時間とは、
どんな時に生まれるのだろう?

そんな問いに、名作ドラマが
ひとつの答えを伝えてくれています.

アイキャッチ画像出典:『黄金の日々』第9話 より

 

命がもっとも輝く時

こんにちは、ドラマ好きのクエリです。
昔の大河『黄金の日日』に、今ハマってます。

視聴中に印象に残ったセリフを、
クリップしているのですが、今回は
第9話から。

すでに死んだと思われている時間のなかで

彼らの生はもっとも輝き

生涯忘れることのない

若き神話の日々を過ごしている

*大河ドラマ『黄金の日々』第9話 交易事始 より

セリフの背景と解釈

堺から沖縄へ向かう途中、
大時化に遭遇してフィリピンの
小島に漂着した主人公・助左たち.

商船は沈没.
日本では三人とも、既に死んだと
みなされ、忘れられているだろう.

だが、流れ着いた島で助左たちは
地元の部族に命を狙われながらも
生きる場所を逞しく獲得していく.

不慣れな世界では先も見えず、
それまでの常識・思考も全く通じない.

しかしそれだからこそ、彼らの日々は
発見と感動に満ち溢れ、二度と得られない
輝きに満たされている.

冒頭はそんな状況を凝縮したナレーション.

慣れ親しんだ世界から引き離され、
投げ込まれた新世界での暗中模索は、
やがて時が経って振り返った時には
キラキラした宝物のように感じられる、

そういうことって、あるような気がする.

脚本家の厚みを感じる.

『黄金の日々』について

『黄金の日々』はNHKが1978年に放送した大河ドラマ.

主人公の助左は松本幸四郎(現・松本白鸚)、
ヒロインは栗原小巻.

舞台は戦国時代だが、武人ではなく
貿易商を主人公に立てて、
時代に翻弄されながら立志伝を
紡いでいくユニークな作品.

漂着仲間は二人いて
杉谷善住坊を川谷拓三が、
石川五右衛門を根津甚八が
演じている.

二人とも演技スタイルがすでに
完成されていて名優ぶりがよく
わかる.

 

『黄金の日々』を見る方法

『黄金の日々』はNHKオンデマンドで
見られます.

私はU-NEXTを経由して見ています.

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