日曜のお昼といえばNHKの『のど自慢』。ラジオ時代も含めれば1946年の1月から放送されている、日本を代表する長寿番組です。
戦後の焼け野原に人々の“のど自慢”が響いていた当時の様子を想像すると、なにやら感慨深いものもありまが、当時から今に至るまで、変わらずに愛され続けています。
日本人は歌好きなんですね。
カラオケ発祥の国・日本。この番組に限らず、何かと言えば各所で手作り“のど自慢”・カラオケ大会が開かれます。そんな時、あの“鐘の音”があると、気分を盛り上げてくれます。
というわけで今回は『NHKのど自慢』で使われている鐘の音の音階を確認してみました。
地域のイベントや介護施設などでカラオケ大会などする時のご参考にどうぞ。
『NHKのど自慢』の鐘の楽器の名前はチューブラーベル
出場者が思い思いの歌声を披露した後になりひびく金属音。
あるときは華々しい合格音が花開き、ある時は寂しげな二音が残念感を演出します。
あの鐘は、『のど自慢』にとって無くてはならないシンボルですよね。
あの鐘の名はチューブラーベル。
のど自慢の合否のために作られたものではなく、オーケストラや吹奏楽で使用するちゃんとした楽器だそうです。マーラーの交響曲第三番や、冨田勲のイーハトーヴ交響曲にも使われている。
発明されたのは1867年で、正しくは Tubular Bells と複数形にするそうです。
『NHKのど自慢』の鐘の音の音階
前置きが長くなりました。肝心の『のど自慢』の鐘の音の音階です。
合格は、ドシラソ ドシラソ ド ミ レ
不合格(もう一歩)は、ド レ
不合格(ごくろうさん)は、ド
です。
どんな楽器を鳴らしても上の音階でやれば気分は出るでしょうけど、やっぱり鉄琴系の、よく響く楽器を使うのがよいですよね。
もちろん、本家のチューブラーベルなら言うこと無しに盛り上がるでしょう。
というわけで以下、価格なども調べてみました。
チューブラーベルの値段はいくら? レンタルはある?
楽器メーカーのYAMAHAではメロディックチャイムスという製品名でラインナップを組んでいます。価格は55万円くらいから。
カラオケ大会用の備品としてはとんでもない値段と言わざるを得ません(笑)。
上のリンク先のページには、YAMAHAのものより簡易なゼンオン製のものも掲載されています。
こちらも、音階が少ないもののやはり24万5千円くらい。高価です。
手作り『のど自慢』の夢はちょっと難しいのかな?
と感じましたが、嬉しいことにレンタルがありました。
こちらのサイトには『のど自慢』ぽい金色のチューブラーベルが、フルセット10,000円/日で出ています。予算次第では何とかなるケースもある? かも知れませんね。
さらに最近発見したのがアプリ.「のど自慢の鐘」というandroid用アプリがamazonに出品されています.
→のど自慢の鐘(¥109)
出来はどうかわかりませんが、値段が値段なので、試してみるのもいいかも知れませんね.なにせ109円では桁違いです.
ちなみにこちらの動画はNHKのど自慢のオープニング曲.
譜面と運指も撮影されているので、心得のある方なら再現できそうです.
のど自慢大会の開催時にさりげなく演奏すればヒーローになれるかも(笑)
NHK『のど自慢』の放送時間など、基本情報
ならし方によっても気分はずいぶん変わるもの。
本家をよく見て練習するのもいいかも知れません。
『NHKのど自慢』の放送時間は、ご存知のとおり毎週日曜の12時15分から13時00分まで。
NHK総合テレビです。
公式サイト
『NHKのど自慢』の鐘の音程まとめ
『のど自慢』で使われている鐘の名前はチューブラーベル。
判定の音の音階は、
合格が「ドシラソ ドシラソ ド ミ レ」
残念が「ド レ」
ごくろうさんが「ド」
チューブラーベルを実際に使いたい場合、新品を買うと25万から50万超えは覚悟しなければならない。レンタルをしてくれるところもある。
簡単ですが、以上です。
ご参考になりましたでしょうか?
ご覧くださり、ありがとうございました。
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