シニアとは何歳以上から何歳まで?映画やレジャーでオトクなのは何歳から?

シニアとは、何歳から何歳までをさすのでしょうか?

まだまだ先と思っていても、いつの間にかあなたもシニアなのかも知れません。
ちょっと複雑かも知れませんが、世の中にはたくさんのシニア向け割引があります。
知らないままでいると、思わぬ損をしていることも?

ここでは、シニアの年齢とは何歳から何歳までなのか?について、私が調べたことを書いています。

  • シニアとは、公的には何歳から何歳を想定しているのか?
  • 一般的には何歳から何歳までがシニアとイメージされているのか?

知りたい方のお役に立てたらと思います。

加えて、様々なサービスのシニア割引についても書き添えました。
ご案内したものを一例として、ご自身の生活にあてはめて考えてもらえればと思います。

シニア割引? なんだかちょっと抵抗あるなぁ・・・
という方も、最後までお読みいただけば心の負担なく使っていただけるようになるかと思います。
よかったら最後までご覧ください。

*ここではスポーツ競技のシニア年齢についてはふれていません。

 

シニアの定義とは、何歳以上から何歳まで?

シニアとは何歳から何歳を指すのか?
この問いに関して、一般的に使われている共通の定義は存在しません
ざっくりと年齢の高い人というイメージで使われているのが実状。

「高齢者」という意味ではWHO(世界保険機構)が定めた65歳以上、国連では60歳以上という数字があります。

また、日本の公的機関がおこなう人口調査では、

  • 5歳以下を乳幼児
  • 6~14歳を児童
  • 15~34歳を青年
  • 35~64歳を壮年
  • 64歳以下を現役世代
  • 65~74歳を前期高齢者
  • 75歳以上を後期高齢者

と区分しています。

高齢者という意味でのシニアは、どうやら60から65歳くらいからが目安となりそう。
一方、何歳まで、という方の目安は見当たりませんでした。

 

シニアとは何歳から何歳までがイメージ?

一方、「シニア」という言葉で何歳から何歳までをイメージするか、というアンケート調査が行われています。
ビデオリサーチ社が2012年7月、全国の16歳以上の男女個人、2,573人に対して行なったものだそうです。

それによると、およそこんなイメージになっているようです

  • 10代から20代の人は、60前から61歳過ぎまで
  • 30代から40代の人は、61歳から62際まで
  • 50代から60代の人は、は60前から61歳くらい
  • 70代以上の人は、58歳前くらいから

おおむね、60歳くらいからというイメージのようですね。

*元の数字を参考に、イメージしやすいよう端折っています。細かくは本家サイトをご確認ください。
*参考:あなたは「おじさん」?それとも「シニア」? http://www.videor.co.jp/casestudies/rd/marketing/2013/04.htm

シニアの意味とシルバーとの関係

60歳くらいからシニア。
このイメージは割と私の感覚とも合っていますが、皆さんはいかがでしょうか?

シニアの由来と意味

シニアは senior のことであり、元の意味には年長者・上級生という意味が含まれています。
単に歳をとっているというよりは、人生の先輩であり、さまざまな経験を持っている先達というニュアンスが含まれています。
シニア世代と言う場合、まだまだ現役で活躍している、というイメージも、私などは感じます。

シニアとシルバーの違い

同じく高齢者を指す言葉としてシルバーがあります。
これはおそらく日本でだけ使われている言葉。意味は「銀」。由来は白髪なのかな、と推測しています。

シニアがまだまだ現役感があるのに対して、シルバーはもう少し広い範囲・引退した方たちも含めるようなニュアンスを感じます。実際、さきほどの調査でも、シルバーのイメージはシニアより5から10歳程度高齢なイメージになっているようです。

シルバーは「シルバーシート」にみられるように、かなり昔から高齢者を婉曲に指す言葉として使われてきました。しかし現在、60代以上に期待される社会的な役割はかつてとは違ってきています。加えて、60代以上の体力や健康状態も変化しています。まだまだ社会の中で活躍して欲しい、という願いもこめてシニアという言葉は使われているのではないでしょうか。

シニアサービスまとめ

シニア世代に求められている社会的な役割には、もちろん現役でバリバリ仕事をし、後輩に背中を見せて欲しいということもあります。しかし、それに加えて大きな期待が「消費」です。

世の中は消費がなければまわりませんが、長い経済難で現役世代はお財布が苦しい。そこで高度成長やバブル時代を経験しているシニア世代が、楽しく旅行やレジャーに時間とお金を使うことが期待されている、というわけです。そのために様々なサービスが、シニア割引や優遇制度を実施しています。

そのなかの幾つかをご紹介しましょう。

テーマパークのシニア割引

ディズニーランドやUSJ(ユニバーサルスタジオ・ジャパン)などのテーマパークには、シニアパスポートがあります。
ディズニーランドだと通常7400円ほどのパスポートが、6700円に割引。対象は60歳以上です。
忙しいお父さん(息子さん)、お母さん(娘さん)に替わってお孫さんを連れて出かけてはどうでしょう?

航空・鉄道各社のシニア割引

JALやANAといった大手だけでなく、AIRDOやスターフライヤーといったLCC各社も、シニア向け運賃を実施しているプランがあります。
またJRにも、全てではありませんが60から65歳以上から優遇されるサービスがあります。

遠出する場合には、ぜひ一度情報を集めることをお勧めします。

カラオのシニア割引

カラオケ好きな方もいらっしゃるでしょう。そんな方はカラオケ店の情報を集めると、シニア割引があるケースも。シダックスやラウンドワンでは60歳以上に実施されています。

映画のシニア割引

60歳以上のシニア割引や、夫婦どちらかが50歳以上なら二人で2000円という夫婦割引があります。

こんな感じで、サービス業各社がシニア層を優遇するサービスを作っています。
その理由はさきほども書いたとおり、シニア層に消費の役割が期待されているからです。
年寄り扱いして料金を甘くしてくれている、という発想ではなく、忙しくて経済的にも苦しい現役世代を助けるためにも、おおいに楽しんで欲しい、と受け止めたほうがいいでしょう。

なので、何かしようと思ったらそのサービスに、シニア向けの割引の有無を、遠慮なく尋ねてよいと思います。

 

シニアの年齢まとめ

以上、シニアとは何歳からなのか、その意味とともにお伝えしてきました。

数字で言えば、シニアは60から65歳くらい以上を指すと考えてよいでしょう。
他の世代からみると、60歳くらいから、というイメージが多いようです。

それと、これは私の意見ですが、シニアには社会的な役割が期待されています。
特に現在は消費がまわりにくいため、時間と余裕があるシニア世代への期待はとても大きい。

各社がもうけているシニア向けサービスは、お年寄り向けの免除措置ではなく、社会的な期待のあらわれとして受け止め、積極的に利用したほうが皆得です。
これを機にぜひシニア向けサービスに熟達して、人生を楽しんでいただきたいと思います。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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