『夏の花は向日葵だけじゃない』が感涙の出来だった事の意味

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何かとアイドルの枠を超えて行く欅坂46

1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』に収録された、ずーみんこと今泉佑唯さんの『夏の花は向日葵だけじゃない』もそのひとつ。想い人を夏の青空のなかに追憶する今泉さんの澄んだ声が、胸をしめつけます。
いい意味で、ずーみんはもう普通にソロ歌手でいいんじゃない? と感じた人も多いでしょう。そのくらいの実力を見せつけられました。

その歌唱力・曲・歌詞がよいことはもちろんなのですが、ずーみんファンにはその前段に、すでに大きな感涙のツボが存在します。それもかなりデカいやつが。

というわけで今回はこの『夏の花は向日葵だけじゃない』がずーみんファン(当然、私も含む)にもたらす意味=ヲタ感涙のポイントについて、書いてみたいと思います。
私個人の意見なので、推しの人たちの気に障ったらごめんなさい。

 

 

ずーみんソロに感涙

『夏の花は向日葵だけじゃない』は今泉佑唯さん初のソロ
このことそのものに、ファンは感涙している。
というのは「単にソロ曲をもらったから」というより、もう少し根が深い。

いろんな思いが錯綜していてうまく書けるかどうかわかりませんが、以下、チャレンジしてみます。

可愛すぎるずーみん

まず、今泉佑唯さんは背も小柄で、顔立ちもとってもキュート。
“ゲラ泉”と呼ばれるほどよく笑う天然キャラで、欅坂46の中でもトップクラスの人気者と思って間違いないでしょう。

しかし、今泉佑唯さんのこの可愛らしさ故に生じている問題も、ファンはうすうす感じてきた。

ご承知のとおり欅坂46のエンジンはレジスタンス
暗黙のうちに社会に蔓延する抑圧、それを無意識に内面化している自分自身。そのようなものにNo!と唱え、抵抗の旗を掲げる姿勢が多くの人の共感を呼んでいます。

そんな欅色の革命軍のなかで、ずーみんはちょっと可愛い過ぎるほど可愛い。

もちろん常にフロントをつとめる重要メンバーで、欅坂になくてはならない存在であることは言うまでもありません。
ですが、「ずーみんの魅力って、またちょっと違うところにあるんだよなぁ」、、、と感じていた人はかなり多かったと思う。

言い換えれば、ずーみんを活かしきれていないのでは、という思いが、特にずーみん推しの人たちにはあったのではないでしょうか。

可愛い系のメンバーは他にもたくさんいるのですが、とりわけ今泉佑唯さんに“もったいない感”を感じてしまう理由は、彼女の歌唱力。

ずーみんの歌唱力は多くの人が知るところで、小林由依さんと組んだ“ゆいちゃんず”の評価はかなり高く、しかも根強い。今回のアルバムでも三曲目を発表しています。いずれも良い出来で、何度も繰り返し聞きたくなる名曲です。知る人ぞ知る『焼き肉の歌』も味わい深い・笑

そんなわけで、今泉佑唯さんには、「次はセンター」とか「独立してソロデビュー」という声が常につきまとってきたと思います。

 

休養宣言の衝撃

さらに、こういう状況の中での突然の休養宣言
2017年4月13日、今泉佑唯さんは公式ブログのなかで心身の不調を訴え、医師の勧めを受けて休養に入る、と発表しました。

これを受けて、かねてから潜在していたファンの不安が表面化。

  • ほんとに体調不良?
  • 欅坂内に不協和音?
  • ずーみん脱退?
  • いよいよ独立か?

みたいな声も聞かれたと思います。

もちろん、熱心なあまりの杞憂のたぐいですが、元々アイドル志向だった今泉佑唯さん。可愛らしい正当アイドル路線から見ればあさって方向へ爆走する欅坂46に戸惑いを感じていたのではないか、と多くの人が想像しても無理からぬところ。

そんなファンが感じていた一番の不安は

「このままずーみんやめちゃうの?」

だったと思います。

不安を払う向日葵

こんな事情の中で発表された『夏の花は向日葵だけじゃない』は、ファンにとって安堵と歓喜の光となりました。
しみじみ、そう思います。

本格復帰の時期はまだ発表されていませんが、この『夏の花は向日葵だけじゃない』という楽曲そのものが、今泉佑唯さんでなければ歌えない、ずーみんの魅力満開の仕上がりになっている。そう感じられるからです。

欅坂46の快進撃に痛快な喜びを感じながらも、ずーみんに関しては不完全燃焼感を味わい続けて来たファンにとって、今回の『夏の花は向日葵だけじゃない』は、

これだよ! これがずーみんなんだ!

世間よ見たか!

てな思いで、咽び泣いていることと思います。

・・・すいません、熱くなりすぎました。

 

おわりに

歌詞について書こうと思ったのですが、その前段だけですっかり長くなってしまいました。
今回はここで止めておきます。

もし最後までご覧くださった方がおられたら、深くお礼申します。
ありがとうございました。

また、ずーみん推しの方々、欅坂ファンのみなさんをご不快にさせてしまったら、申し訳ないと思います。
文中「ファンが」と書いていますが、確たる情報に基づくわけではないことも書き添えなければなりません。これまで欅坂関連の情報を見続けて来た私の主観的な印象、それと私自身の感情に多くを負っている記述となりますので、そのようなものとしてどうぞご理解ください。

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